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第2回THE NEW COOL NOTER賞~1/3講評(chihayaさん分)

第2回THE NEW COOL NOTER賞へご参加いただいている皆様。

育児部門に、新たに審査スタッフとして、chihayaさんに加わっていただくこととなりましたので、ご紹介いたします。
chihayaさんより、自己紹介の言葉をいただいております。

この度育児部門の審査委員をお手伝いさせていただくことになりましたchihayaです。
声をかけていただいたのは、すでに小説部門審査委員をつとめている葵ちゃんの母親だから、というご縁です。
私自身は文字を書くのも読むのもいつまでも苦手意識が抜けず、かといって家事育児がスーパー得意!でもない平凡なお母さんです。

ただ、人間観察がとても好きで。
大人と子どもが連れだって歩いていると、歩き方、距離の取り方、表情、会話などをついつい観察しています。その人たちがどんな間柄なのか、それぞれの性格や考え方、今までにあったことなどを想像して楽しんでいます。いわば、人そのものを本のように読むのをライフワークにしています!ついでに、迷子を発見したり、赤ちゃん連れの若いお母さんに声をかけたりも。

応募された文章の中で、様々な大人、子どもたちに出会うことを楽しみにしています!

本日までに応募された作品のうち、chihayaさんに講評をいただいた作品について、掲載させていただきます。

chihayaさん講評文

はじめまして。講評させていただきますchihayaです。
私はかなり特殊な親に育てられたため、自分の心情が重なる部分が多く、この文章に過去の痛みを再び感じながら読みました。

母親になる前、子どもを愛せるのか、自分のようなびくびくした悩みやすい子どもに育ててしまうのではないか、と、とても恐れていました。私も母の愛について、書物から文字から学びました。

さいわいにも、娘・葵ちゃんは私にとって、生まれた時から、ただ、かわいく明るく力強い存在でした。私も、自分の娘から、母親にしてもらえたのです。母親になって、ただ愛し愛される経験をしました。のびのびと明るく、自分らしく生きている葵ちゃんが誇らしく、彼女との毎日を幸せに感じます。

敦子さんが今、当たり前にできる「褒めるとか包み込むとか話を聞いてあげるとか」は意識的に勉強して獲得したもの!

同じように実の親子関係から親としての在り方を学べなかった方、今まさに子育てに悩んでいるたくさんの方には、必要にせまられ自分で学んでこられたという敦子さんの存在そのものが大きな励みになるのではないでしょうか。


複雑な幼少期の育ち方があっても、持ち前の明るさとあふれるやさしさでnoteの中を照らしている敦子さん。
「性格は、遺伝も少しはあるだろうけど育て方次第で、よくも悪くもなると思ってた」
「我が子には常にポジティブに声掛けして育てました」とのこと。

「子育てしながら、知らない世界を、やってもらわなかったことを、子供を知っていく」育児は
「子供も育てているけれど、自分育ててもらっている」プロセスなのですね。

この投稿には心のこもった素晴らしいコメントがたくさんついており、
わかりやすく書かれた、あたたかで力強いこの文章が様々な人の心に届く力を持っていることがよくわかります。
私も、敦子さんの素敵な人柄に触れられてとてもうれしく感じました。

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第2回THE NEW COOL NOTER賞への、みなさまのエントリーをこころからお待ちしております。

■募集期間  ―― 令和2年12月1日~令和3年1月5日まで
■応募方法

#第2回THE_NEW_COOL_NOTER賞 」のハッシュタグをつけてください。
特定の部門へのエントリを希望する場合は、さらに「 #第2回THE_NEW_COOL_NOTER賞 ○○部門」を付けてくだされば、各審査委員が拝見します(必須ではありません)。
※希望する場合は複数の部門への応募が可能です。

また、お一人様何作品応募いただいても構いませんが、授賞対象は1作品までとさせていただきます。
なお、過去作品でも応募可能です。その場合も、同様にハッシュタグをつけていただけるだけでエントリとなります。

よろしくお願いいたします。

参加者同士の交流の場所を設けてございます。
お気軽にご参加ください。

*なお講評は分担制にしているため、必ずしも応募順に講評結果が発表されるわけではございません。よろしくお願いいたします。

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