見出し画像

第3回THE NEW COOL NOTER賞文芸部門~7/13講評(洋介委員長分)

第3回THE NEW COOL NOTER賞文芸部門へご参加いただいている皆様。

7月開催の文芸部門も、応募期間残り2日となりました。
いただいた作品の講評を進め、7月中に、文芸部門の受賞と講評をさせていただく流れとなります。

どうぞ、よろしくお願いいたします。
本日は、洋介委員長より、詩作を1点講評させていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

================================

<講評>

誰からも要らない
そう言われた見切り品を愛する私

見切り品を私に比喩した秀逸で愛らしい詩です。

誰にも欲しがられなくても
誰にもチヤホヤされなくても
誰に決められたことでもなく
誰に言われたわけでもないけれど
自分の意思で選んだ人生

選ばれることの無い
行き先の無い見切り品
命であったはずの見切り品
選ばれないなら命は還流すればよい
私の元へ来れば命は生きる

世界の資源は限られている
選ばれないものの中にこそ
選ばれないからこそ
あかりさんのもとで
大きな価値が生まれる。

命を捨ててはならない
命を大切にすることを
比喩によって言葉を紡ぐ詩
全ての命に差はなく
在るもの全てに差はない。

たとえ見切り品でも何も差は無い。

あかりさんは自証自分をおそらく気づかず実践している。
自証自分とは「さとり」の境地の一つ
素敵な作品をありがとうございます。

================================

事務局アカウントでは、過去の記事とKindleで、これまで小説を書いたことが無い、という方でも、始められるようなコツなどをまとめさせていただいています。

どうぞ、ふるってご参加ください。
皆さんとともに、このコンテストを盛り上げ一緒に楽しんでいくことができることを臨んでいます。

*講評は分担制としているため、必ずしも応募順に講評結果が発表されるわけではございません。よろしくお願いいたします。

=============================

全体の募集要項はこちら

文芸部門募集要項はこちら

応募作品はこちらのマガジンに収録されます。
 他の参加者様の作品もお読みいただき、ぜひ、当コンテストを通して新しく知り合い、また仲良くなった、との声をお聞かせください! 皆様の縁がつながるコンテストでありたく思います。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?