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第2回THE NEW COOL NOTER賞~1/6講評(千本松さん~小説部門)

第2回THE NEW COOL NOTER賞へご参加いただいている皆様。
本日までに応募された作品のうち、小説部門の審査スタッフの千本松さんに講評をいただいた作品の記事について、一部引用しながら掲載させていただきます。

千本松さん講評文(3作品)

上記千本松さんの講評記事から、一部引用させていただきます。

私の頭に浮かんだのは、例の海である。IQ180の、考える海。『ソラリスの陽のもとに』。この作品の文字を全部ばらして、あの海に浮かべたい。そうすれば、海が勝手に解釈して、行動を起こして、私はこの講評を書かなくて済む。

『物語の遺産』は日本語で書かれているにもかかわらず、私には記号にしか見えない。インド語とか韓国語とか、私の全く知らない文字にしか見えない。

例えば楽譜の美しさを追求するあまり、音楽を見失ってしまったある種の現代音楽みたいに。


千本松さんの講評記事から、一部引用させていただきます。

良い悪いはこれから議論していきますが、二作とも見事に、メロドラマですよね。特に寝癖さんの作品に、私は泣かされました。

もう一昔前ですが、私の作品をメロドラマ、と評した人がいて、その人は悪い意味で言ったのですが、私は全然嫌な気はしなくて、だってそれが書きたいことだったから。その作品の主人公は男性でしたが、意味もなくずっと泣いていました。

そのあとに私が書いた、それも見事なメロドラマでしたが、たまたまnote公式の小説マガジンに採用されて、大ヒットを記録した小説があります。ですので、良い悪いは別として、世の中がメロドラマを求めているのは本当です。一回の経験でそういうのもなんですが、そういう感触を受けました。

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第2回THE NEW COOL NOTER賞の応募期間は終了しました。
みなさま、たくさんの応募、ほんとうにありがとうございました。

引き続き、応募作品への講評と、授賞に向けた審査をお楽しみください。

よろしくお願いいたします。

参加者同士の交流の場所を設けてございます。
お気軽にご参加ください。

*なお講評は分担制にしているため、必ずしも応募順に講評結果が発表されるわけではございません。よろしくお願いいたします。


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