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スマート農業への深い情熱を持ったわけとは

はじめまして。食のキュレーター打田欽也です




1回目の自己紹介

皆さん、こんにちは。私は打田欽也(うちだきんや)と申します。この度、私の専門領域であり情熱の源であるスマート農業について語るためにnoteを始めました。私の経歴や経験、そしてこれからの野望について、皆さんと共有し、交流を深めたいと考えています。私、文章がニガテです。自己紹介って何書くの?

プロフィール

三重県津市 出身です。18歳まで住んでいました。
東京大学農学部 → そのまま大学院へ進学。生物環境工学を専攻しました。ここでの学びが私のキャリアの礎となり、衛星リモートセンシング技術の農業への応用に情熱を注ぐきっかけとなりました。

農水省、AI系外資ベンチャーでの経験を経て現在は、「食のキュレーター」として活動しており、農業の未来に革新をもたらす様々なプロジェクトに関わっています。私たちのサービスは、先進的な技術を駆使して、作物の詳細な状態を解析し、農業生産の改善に役立てています。

食のキュレーター:食や農業の分野において、最新の技術や方法、トレンドを取り入れ、それらを統合して、農業の未来像を描く人のこと。スマート農業の分野において、最新の技術や研究成果を活用し、農業生産の改善や効率化に取り組むことで、持続可能で先進的な農業社会の実現を目指す。情報のを集めるだけでなく、それらを農業の実践に組み込み、新しい価値や体験を創出する人物を指す。


キャリアの経歴

出身高校は名古屋市内にある東海高校というところです。「今でしょ」の林修先生の母校です。

東大は文科二類に入学し(入学時は文系です)、世界経済とか食糧安全保障とかの授業に感銘を受けました。時代はちょうどiPhoneが発表されたころ。Appleの記者会見を目の当たりにし、技術の進歩すごいなーと思った記憶があります。

そんな折にスマート農業というワードを知り、農業のIT化、スマート化の未来を確信しました。2年生後期の進学振り分けで一念発起し農学部へ理転。(なかなか理転する人っていないですよね笑)無謀にもこの分野でのキャリアを追求することを決意しました。

人と違うことを研究テーマにしたくて、当時あまり注目されていなかったSAR(合成開口レーダー)というセンサー技術に魅了され、農業環境に応用する研究に没頭しました。

SARはすごいんです。夜間や曇り等の天候に左右されずにモニタリングできるんです。この技術の特性を活かし、卒業論文ではSARを用いた東日本大震災時の浸水領域のモニタリングに関する研究を行い、実際の災害対応に貢献するものとなりました。

大学院を卒業後、農林水産省に入省。スマート農業の推進と技術普及に従事しました。自動走行トラクターやドローン、パワードアシストスーツなどの先進技術の実証事業に関わり、農業の未来を形作る経験を積みました。国際部時代は、日本の農業技術の国際市場への展開や東南アジアとの貿易活性化にも貢献しました。

OECD会合 於パリ/フランス

転職後は、AI技術を専門とする外資系ベンチャー企業に参画しました。ここでは主にデータ分析業務に従事し、プログラミングの専門知識と実務経験を積む機会を得ました。

農林水産省での豊富な経験と、AI技術を専門とするベンチャー企業での勤務が、現在のスマート農業に関する活動において、大いに役立っています。

スマート農業への情熱

農水省に入省する前に私、都内のバーでアルバイトをしていたんです。
「欽ちゃん、現場を見てねぇのに官僚になるの?」「それはダメだよ、おれが知り合いの農家さん紹介するよ!」
初めは飲みの席の冗談かと思いきやその人は本当に北海道に連れて行ってくれました。

学生時代の最後の休みに、バーの常連客による紹介で北海道と新潟の農家さんを訪問しました。これらの訪問が、私のスマート農業への情熱を一層深めます。行く先々で出会った農家さんがどなたも気さくで、農業の楽しさとかっこよさをたくさん語ってくれました。

特にトラクターなどの大型農業機械への興味は、北海道の農家さんとの出会いで確固たるものとなりました。「次は自動で走るトラクターとかドローンとか欲しいんだ」と話す農家さんの嬉しそうな顔。

訪問中に「これからの農業はそういうスマート農業をどんどん使って効率化や省力化が求められる時代だよ」と聞かされ、スマート農業がただのトレンドではなく、今後スマート農業が当たり前になっていくと確信しました。
彼らが語る「自動走行トラクターやドローンへの期待」や「農業の効率化・省力化の必要性」は、私のキャリアの方向性を決定づけました。

私のビジョンとミッション

私のビジョンは、持続可能で先進的な農業社会の実現です。これを達成するために、私のミッションは、地域ごと、また経営体ごとの課題に対応し、農家の経営効率と収益性を向上させることです。スマート農業の普及とサービス化に向けて、私は全力を尽くしています。スマート農業は単なるトレンドではなく、農業の未来を形作る不可欠な要素だと信じています。

食のキュレーターとしての役目①:スマート農業の推進

私はスマート農業の普及とサービス化に向けて、全力を尽くしています。スマート農業は単なるトレンドではなく、農業の未来を形作る不可欠な要素だと確信しています。

食のキュレーターとしての役目②:販売ルートの拡張

生産と販売は車輪の両側のように同じくらい重要です。これまで出会った農家の方々は、自ら育てた野菜に深い誇りを持っており、それはまるで芸術品のようです。食のキュレーターという言葉は美術用語に由来していますが、私の任務は、これらの芸術品を国内の飲食店と結びつけること、そして以前の貿易交渉の経験を活かして、農家の輸出をサポートすることです。

noteでの活動

noteでは、スマート農業に関する情報や知識を幅広く共有します。
特に、私が現在開発中の「人工衛星から畑の状態を診断するサービス」の開発状況を発信します。

農家の方々が直面する課題に対して具体的な解決策を提示し、先進農家の成功事例を紹介します。スマート農業のコストと効果を分析し、忙しい農家の方々に代わって必要な情報をまとめることを目指します。

また、食べる側の皆様には、いまの農業のかっこよさを広めていきたいと思います。農業は単なる産業ではなく、我々の生活と深く結びついた、魅力に溢れた分野です。この魅力を皆さんに伝え、農業に新たな光を当てることが私の目標です。

スマート農業がもっと当たり前に、身近なものと感じてもらえますように。
農業がカッコイイと思ってもらえますように。

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