個人的に考えているFP3級取得の利点
去年の10月、私はファイナンシャルプランナー3級の資格を取得した。この資格は、主に2級への足掛かりだと考えられているが、個人的には3級の知識だけでも、かなり利点はあると思っている。今回はその話をしよう。
FP3級の最大の利点は、確定申告がしやすくなることである。具体的に言うと、源泉徴収票やe-TAXのサイトがなにを言いたいのか、わかるようになるという意味だ。
FPの試験範囲には「タックスプランニング」という、税金に関する項目があり、源泉徴収票に反映される各種控除の種類を徹底的に覚える必要がある。各種控除を覚えた状態で源泉徴収票を見ると、なぜここに〇がついているかとか、なぜここにこの金額が記されているかがわかるようになる。
e-TAXのサイトについても同じで、収入のうちどれに税金がかかるかわかっている状態で見るので、申告するのはこれとこれとこれという風にすぐ判別できるのである。
確定申告以外にも、社会保障の仕組みや投資の基礎などもFP3級の試験範囲なので、実際に試験を受けなくてもテキストを読み込むだけでかなりお金に詳しくなれる。
また、保険についても試験範囲内なので、保険のテレビCMを見てどのタイプの保険なのかがわかるようになる。
お金の基礎を知りたいという人にとってFP3級は、うってつけの資格と言えるだろう。
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