見出し画像

No.01:私の夢物語

閲覧していただき、ありがとうございます☺️

最初の投稿は「良い温泉とは何か?」を書こうと決めていました。しかしその前に、なぜ私がここで温泉についてのブログを書こうと思ったのかを書かせていただきます‼︎

①温泉を好きになったきっかけ

元々幼い頃からお風呂に入ることが好きで、1時間は入ったら出てこない少年時代を過ごしていました😅

父親が岩手県の西和賀町出身で、よく夏休みになると盛岡から3時間ほど車を走らせて祖父に会いに行っていました。そして、道中の鶯宿温泉や繋温泉、志賀来温泉に立ち寄っていました。

ある夏休みの帰り道、盛岡へ向かわずに途中の花巻から新幹線で帰ることになりました。その道中に南花巻温泉峡に立ち寄った際に古めかしい(ボロい)旅館を見つけました。

当時、「懐かしい」という言葉もイメージも湧かないはずの小学生(私)が無性に懐かしいと思いました。気になって仕方がない私は父親に問うと、
「祖父母や曽祖父がよく湯治していた宿」とのこと。

祖母は幼い頃に亡くなっていたため、全く記憶にありませんが、その旅館を見ると無性に涙が溢れてしまいます。変な話ですよね😅

そんなことがあり、新卒1年目の目標は、自分が稼いだお金でその旅館に泊まることでした。そしてその年の秋に念願の入湯を果たしました♪

そこで「温泉」の温かさと、人々の暖かさに、別の意味で涙が溢れました😌
さっきから泣いてばっかですね😂
それからは、自身の気になる温泉を気の向くまま巡り続けて、気がつけば300ヶ所以上歩いていました🤣

②私の好きな温泉について

温泉は全部で10種類の泉質があり、そこに温泉法第2条に適合するものを加えると、更にたくさんの温泉があります‼︎

個々の温泉には、様々な特徴があります。
ひとつひとつ語っているとキリがないので、
今回は私の好きな温泉を「温度・臭い・味・感触」の観点から紹介します。

〜私好みな温泉の基本情報〜
温度→35〜40℃
臭い→主に硫化水素臭、よう素臭、油臭
味覚→まろやかな卵風味
感触→pH 8.5以上のトロトロ泉

要するに、ぬる湯な硫黄・よう素・重曹泉が好きと言うことです❤️

ぬる湯が好きですが、あつ湯も入れます♨️
あつ湯というと、野沢や飯坂が有名ですよね☺️
個人的には温泉津元湯の源泉風呂が一番熱かったです。共感していただけたら幸いです☺️

これだけでは、イメージがつきにくいので、下記に泉質別の好きな温泉地も載せておきます🙇‍♂️

・単純泉
→長門湯本温泉、塔ノ沢温泉、大沢温泉など…

・塩化物泉
→越後長野温泉、温泉津温泉、松之山温泉など…

・よう素泉
→前野原温泉、強首温泉、百観音温泉など…

・含鉄泉
→横谷温泉、加賀井温泉、有馬温泉など…

・硫酸塩泉
→法師温泉、作並温泉、出雲湯の川温泉など…

・炭酸水素塩泉
→東鳴子温泉、長湯温泉、嬉野温泉など…

・硫黄泉
→田沢温泉、万座温泉、野沢温泉など…

・酸性泉
→岳温泉、草津温泉、酸ヶ湯温泉など…

・二酸化炭素泉
→長湯温泉のみ

・放射線泉
→三朝温泉、栃尾又温泉、熊の川温泉など…

③私の夢物語

自己紹介で載せていませんが、私はまだ20代の若輩者です。しかし、そのような中で300ヶ所以上の温泉を巡り歩いて、本当に良い温泉にたくさん出会ってきました☺️
そして、これからも色々な温泉を巡り歩いていくはずでした。

しかし、最近の温泉界隈では、廃業や休業の文字が目立つようになりました。もちろん、コロナ禍からその文字を見ることはありましたが、更に勢いが増しているのは事実でしょう。

いつか行こうと思って計画を立てていた母畑元湯や湯川内温泉、奥塩原温泉など、挙げればキリがないです😢

有名な温泉地(三名泉や三古泉、地方都市の奥座敷)は、これからも残り続けていくはずです。
それは温泉マニアだけでなく、一般の方々の認知度が高いためです。
首都圏在住であれば、温泉に興味がなくとも、熱海や箱根、鬼怒川の他に、有馬や別府などの温泉はなんとなく知っています。

しかし、地域密着型の温泉地は問題です。
少子高齢化が進み、超高齢化社会となった現在の日本では、過疎化が進めば自ずと認知度の低い温泉は廃業に追い込まれます。たとえ名湯でも。
更に、電気代の高騰や物価高……。

認知度が圧倒的に低いだけで、泉質の良さや温泉の希少性が高い温泉はたくさんあります‼️
まぁ、そういう温泉ほどアクセス悪いですけど😇

私は認知度のある温泉地と、そうではない温泉地を繋いで、情報発信の促進と認知度の向上を図っていき、その温泉だけでなく、地域の活性化をも目標とするプロジェクトを行っていきたいと考えています。

例えで挙げると、奥州三高湯と言うものがあります。これは、その昔に現在の山形県にある蔵王温泉(最上高湯)と白布温泉(白布高湯)、福島県にある高湯温泉(信夫高湯)の三つが高湯温泉と呼ばれており、「三湯湯治=三つの温泉に入れば長生きできる」と言われて賑わいました。

個々の温泉を紹介する際に、共通語(今回の場合ならば奥州三高湯)があれば、情報の発信がしやすくなり知名度が上がりやすくなるのではないかと考えています(そんなに甘くないことは承知ですが…)

奥州三高湯なんて、温泉好きになって初めて知った言葉ですし…🤣

しかし私は「温泉と温泉を繋げていき、より良い温泉が当たり前にあるという日常」をもう一度実現させたいというのが、「私の夢物語です」

最近は、三大美人の湯の湯巡りや、温泉むすめ、ご朱印帳ならぬ御湯印巡りまで、日々様々な形で温泉と触れ合う機会があります。私もその中のひとつとし、活動していくための第一歩として、このブログを書くことにしました。

ここまで読んでいただき、
誠にありがとうございました🙇‍♂️

次回のテーマは、今回の投稿でも記載した「良い温泉とは何か?」についてです‼︎
次回もよろしくお願いします😆


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?