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有賀薫さんのマッシュルームスープ作ってみました

第一回目のゲストはスープ作家の有賀薫さん

クックパッドの小竹です、今回ポッドキャストではパーソナリティをしています。
料理が大好きで、趣味に仕事にと料理に情熱をかけているゲストをお迎えして、料理についてのお話を根掘り葉掘り聞いちゃう番組となっています。
聞いた後には、なんだかお料理が作りたくなってるそんな気持ちになってもらいたいなと思っています。

第一回目のゲストは、スープ作家の有賀薫さん。

note読者の方では知らない方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
1時間の収録のはずが2時間近く休みなく、料理愛を伺いました。

このあとがきnoteでは、その中で話の中で登場した思い出のお料理を私がお家で作り、トークを思い出しながらお話をしたいと思います。

誰もが、料理についての思い出があって、そこにはとてもあたたかいお話があります。わたしは、出会う人いろいろな方のお料理にまつわるあたたかい、そしておいしい思い出の話を聞くことがとても好きです。
かつて、おいしい思い出という連載エッセイを書いていたこともあるくらいです。

今回もポッドキャストではおいしい思い出の話に触れました。

小竹:特に思い出に残っているスープは?
有賀:やっぱり最初に作ったスープが一番記憶に残っています。
小竹:どんなスープですか?
有賀:マッシュルームのスープです。スープを作り始めた前日がクリスマスディナーだったのですが、私がマッシュルームを使い忘れて冷蔵庫に残っていたんです(笑)。
小竹:そんな理由ですか(笑)。
有賀:早く使わなきゃと思って、それまでスープなんか作っていなかったのに、朝マッシュルームを刻んでスープにしました。それが上手にできて、「おいしいスープができたよ」と息子を起こしにいったら、ムクッと起きてきたんです。
小竹:それがスープ作りのきっかけになり、お仕事にもなったんですもんね。
有賀:そうですね。1年経つと写真が365枚貯まりますよね。それで展覧会をやろうと思い、神楽坂にギャラリーを借りて「スープカレンダー展」という展覧会を開きました。それが転機になりましたね。
小竹:それはいつ頃のことですか?
有賀:スープを作り始めてから丸1年が経った2013年です。その展覧会が地域新聞に載ってYahooニュースで拡散されて、いろいろな人が来てくれました。そのときに、「食べ物はこんなにも人を惹きつけるんだ」とすごく感じましたね。

※ポッドキャスト"ぼくらはみんな食べている”前半より

私も早速作ってみました

フライパンにバターを熱して、薄切りにしたニンニクと玉ねぎとマッシュルームを炒めます。
そして水を入れてコトコト。そして少しの牛乳を加えて、塩で味を整えて完成というとてもシンプルなスープ。

そんなスープを作っている時に、ちょうど娘が鍋を覗きにきて、とろーり滑らかなスープがいいというリクエストがあったので牛乳を入れる前にミキサーにかけました。そして鍋に戻して切ったマッシュルームをさらに加えて完成(追いマッシュルーム?)

そのスープはとてもとても優しい味わいでした。
スープの素も要らなくて、もう野菜のおいしさだけ。
元々マッシュルーム大好きで、生のまま食べることも多いのですが、スープも最高。有賀さんがお話の中で言っていた「これでいいんだ」という感想で、私の中での定番スープになっちゃいそうです。

収録後の様子


後編では気になるミングルのおはなしなど、料理好きにはたまらない内容となっています。楽しかったなー、またお話したいです。


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