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10年間クックパッドを見てきた僕が、マートで“社会を変えるサービス”にチャレンジしている理由

こんにちは。クックパッドマートを開発する買物事業部で、部長を務める勝間 亮と申します。2009年に入社してから早いもので、10年間も「料理 × テクノロジー」への挑戦をしています。この度は「10年間クックパッドを見てきた僕が、マートで“社会を変えるサービス”にチャレンジしている理由」についてお話します。

音楽と数学を愛した幼少期

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兵庫県で生まれ育ちました。上京前の高校生くらいまで何をしていたかと聞かれれば、「よく勉強していたなあ」という記憶が蘇ります。まんべんなくいろんな科目が好きでしたが、特に数学が好きで「公式や定理などの道具を組み合わせることで、問の答えが導き出される」という点に面白さを感じていました。

逆に国語は苦手でした。「作者の気持ちを読み取りなさい」みたいな設問は、解が幾通りにも解釈できるように思えて難しいなと思っていました(笑)

勉強をするときは自室で集中するタイプだったので、夜な夜なオールナイトニッポンや関西ローカルのラジオを聴いて、電話でリクエストを出すこともありました(笑)。ちなみに僕の当時の思い出の曲といえば、中村一義の「犬と猫」。高校の頃に毎日聴いてたのをこの記事書きながら思い出しています。

また幼少期からピアノを習っていたので、音楽も好きです。高校の文化祭のときに実行委員会になって、オープニングセレモニー用に手探りながらも作曲も行いました。

ちなみにクックパッドでは半年に一回社員・OBOG中心のバンドイベントをやっていて、僕もキーボードで参加しています!

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(無駄に真剣で表情が固いです)

初めての挫折、華やかなIT業界とコンピューターサイエンスのギャップ

高校1年生の時に初めて家にPCがやってきて、コンピュータやインターネットの領域に興味を持ちました。大学入学の2000年当時は「まさにこれからIT業界が盛り上がっていく」という時代だったので、深く知りたいと思い早稲田大学の理工学部、そして大学院へと進学をしました。

大学で学んでいたコンピュータサイエンスの基礎は、難易度が高くてかなり苦戦。これまで勉強すれば理解できないことはなかったので「授業の内容が全然わからない!!」というのは人生で最初の挫折だったかもしれません。

また基礎的な内容が多かったからこそ、自分がイメージしていた「華やかなIT業界」とは違っていて、「進む方向はこれでいいのか?」とモヤモヤして、最初はすごく辛かったのをよく覚えています。

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(モヤモヤしているときの気持ちを表した写真。・・・と見せかけた、大学院の卒業旅行のコロッセオで当時の猛獣をイメージしている様子です)

エンジニアになると決めた「自分の手で開発したものが、世の中を良くする」実感

そんな中、やっとコンピュータサイエンスが楽しくなってきたのは、サイバーエージェントでのアルバイトがきっかけでした。簡単なホームページを作る仕事だったのですが、「自分の手で開発した成果物を通して、世の中に貢献できている」と実感できたはじめての場所でした。実務でコードを書くうちに「プログラミングってこういうことか!」と、授業のことも腹落ちして、ようやく大学の環境を楽しめるようになりました。

新卒ではウタゴエ株式会社に入社しました。決め手のひとつは、入社前のアルバイト時代にビデオチャットツール(現在のZoomのようなイメージ)の開発に取り組み、2005年の愛知万博で展示をしたときのことでした。いろいろトラブルもありましたが、万博という大きな会場で多くの人の目に自ら開発したものが触れられ、フィードバックを間近で得られたのはかなり刺激的な経験でした。

使う人の反応に直接触れて、自分はこの業界で「社会に貢献できるかもしれない」と自信を持てたのもこのときでした。当時10名ほどのベンチャー企業ではありましたが、一人ひとりに任されるチャレンジの幅が広い環境だったので「まだ若いからこそ、今しか挑戦できないことにフォーカスしたい」と思い入社しました。

愛知

(愛知万博の舞台裏の様子。モリゾーめちゃめちゃかわいかった。)

クックパッドとの出会いは突然に

一社目の仕事も充実していたのですが、当時はB2B向けの動画配信技術の開発がメイン業務であったため、エンドユーザーの反応をもっと身近に感じられるものづくりがしたいという理由で「B2Cのサービス開発に携わりたい」という気持ちが大きくなっていきました。

そんな2009年の年始に目に飛び込んでいたのが「クックパッド採用説明会」なるイベントの案内でした。

当時のクックパッドは一般男性にこそ広く知られていませんでしたが、主婦層からは非常に人気を集めているサービスということで、注目していました。サービスもRailsを使ってフルリニューアルをした頃で、「最新の技術を活用しているおもしろい会社だなぁ」と興味がわき、開発者ブログをフォローしていた頃に採用説明会の情報が舞い込んできました。

創業者・佐野の「ビジョン」に衝撃

軽い気持ちで実際に説明会に参加してみると、そこには創業者の佐野と採用担当、そして参加者5名ほどが。佐野からは開口一番「君たち何の話が聞きたい?ぼくは話したいことが2つあるんだけど、どっちがいい!?」

「どっちって何だよ(笑)」と心の中でツッコミながら話を聞く中で、佐野の大胆さと軸のブレないビジョンにどんどんと惹きこまれていきました。

佐野はとにかく「みんなの毎日の料理を楽しみにしたい」と思っていて、それ以外のことに興味がないこと。

生活の中心である毎日の食事や料理が便利で楽しくなったら、食卓から繋がるさまざまな課題が解決されて、地球や人や社会自体が良くなっていくと本気で信じていること。(佐野は「Power of Cooking」という言葉をよく使っています。)

そして、それを叶えるために「テクノロジーを活用する」という方向性が明確で、その先見性と大胆さが面白いと思いました。

例えばクックパッドが創業された1997年当時は家庭にインターネットはまだ普及していなかったので、それまで家庭だけ留められていた「家庭のレシピ」を、「インターネットの力」でオープンで自由なものにしていく!という決断はなかなか大胆だったと思います。

話していくうちに面白い人・会社だなって思いました。料理を楽しみにするって単純でほんわかとして聞こえるけど、思った以上に工夫の余地があって、すごく大きな打ち手に挑戦できる領域なんじゃないかって。

そのまま人事に促されてその日のうちに履歴書を提出。トントン拍子で入社することになりました。

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(普段は妻が食事は作ってくれますが、僕も定期的に料理をしています。これはマートで買った野菜とベーコンの蒸し焼きで、我が家の定番です!)

入社後はいろんな領域で開発を経験、部長もやりました

2009年〜2014年までは、いろんな部署でバックエンドの開発エンジニアをやっていました。その期間はクックパッドのメンバーが約50名から一気に約200名規模と大きくなった時期でしたね。

当時、レシピサービスの全領域にやるべきことが山積していました。最初のモバイルアプリを出したのが2010年だったのですが、とにかくスピード感をもって価値を届けるためにも、専門領域ではなくてもiOSのフロントエンド開発を行うこともありました。

その後レシピの検索や投稿、会員事業など様々な領域で開発を任されました。

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(当時のエンジニア全体で行った開発合宿の様子)

そして2014年からはサービス開発領域のマネージャーを務めることになりました。
当時、レシピ投稿を推進するための開発部署を勤めていた部長が「マネージャーから1エンジニアに戻って、料理動画の技術をつくりたい!」という希望があり、後任を探していたのです。

僕が普段から「大規模なマネージメントにも挑戦してみたい」と発信していたことがきっかけにもなり、その部長と目黒の和民で飲んでいるときに「やってみないか?」と声をかけてもらいました。そこで「これはチャンスだ!」と思い、部長職に就くことにしました。

このときの様子はクックパッド開発者ブログの「サービス開発エンジニアからマネージャーになった話」にも詳しく書いているのでぜひご覧ください。

部長になって学んだ「エンジニアからマネージャーになるということ」

僕自身就任するまで正直イメージがついていなかったのですが、エンジニアとマネージャーでは、まず求められる役割が変わります。エンジニアは「サービスや仕組みの実現」を求められるのに対し、マネージャーは「組織として成果をあげること」が求められます。実際に部長になってからは、予算・人員計画、目標管理、行動計画、進捗管理、評価、育成・採用など、多岐にわたって管理監督業務を行いました。

当たり前のようですが、エンジニアとしての経験や知見が多いからといって、最初から良いマネージャーになれるということではないのです。

また、エンジニアからマネージャーになった人がやりがちな「コードも書くし、マネージメントもする!」という二足の草鞋は履けない、ということもわかりました。それぞれに期待される役割が違うので、そもそも両立する必要はないし、やりたいとしても超人的なマルチタスクこなしマンにしか難しいですね。

そのような経験を通して改めて理解したことは、「マネージャーは全知全能の神ではない、本当にやるべきことはメンバーが自分で動けて成果を出せる環境を作ること」が役割だということです。

ひとりひとりに細かなケアやお膳立てをすることよりも、各メンバーが自考自動できるような環境を作ること。いうなれば「やるべきことを定義して」「仕事を任せ」「安心して挑戦できる状態にする」ことがマネージャーのやるべきことではないかと理解しました。

その後、レシピ事業でのサービス開発部署全体のマネジメントも行いましたが、チームをどのように良い軌道にのせ続けるのか、という課題と向き合う4年間でした。

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(チームメンバーが手作りしてくれた誕生日ケーキ。ありがたい。。)

僕がエンジニアからマネージャになったときの話は、イベント資料「エンジニアからマネージャになるってどういうことよ」でもアウトプットしています。

もう一度ゼロから新規事業がやりたくて、マートに異動

マネージャーとして自分がやれることが一通りできたので、一度レシピ事業を離れて新規事業に挑戦したいと思うようになりました。このときプレイヤーかマネージャーかというロールに特にこだわりはなかったのですが、とにかくゼロからの事業立ち上げに貢献したいという気持ちが強く、当時の上長と相談して新規事業立ち上げ部署の買物領域チーム(今のクックパッドマート)に異動させてもらうことになりました。

経理から法務まで何でもやった、ほぼ「スタートアップ」環境

最初は事業責任者の福崎、エンジニア兼デザイナーの長野と3人で走り始めました。立ち上げ期はとにかくやることが多く、コードを書く以前の仕事もたくさんあったので、経理や法務との調整なども全部やってました。慣れないことも多く大変でしたが、「自分の手で確実にサービスが毎日少しづつ形になっていくことを実感できる」ことが本当に楽しかったです。

なお、このときの様子はnoteの「クックパッド社員10年目の私が、マネージャー4年間→サービス開発エンジニアに戻って分かった、たったひとつのこと」にも詳しく書いているのでぜひご覧ください。

いろんなロールを経験してきたからこそ言えますが、新規事業で一番大事なことは「とにかく事業を形にして成功させること」だと考えています。そのためにも自分の役割を決めつけるんじゃなくて、フェーズによって自分の役割を柔軟に変えていく、できることを率先していく姿勢が鍵だと考えています。

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(立ち上げ期の社内テスト用の買い出し車中の福崎と長野)

マートでの僕の口癖は「とりあえず一回やろう」

これが僕の口癖です。考えるのはもちろん大事だけど、頭でっかちになってそこで行動が停止するようでは、価値提供スピードが落ちてしまうと思うから。

これは自分自身もそうだし、周りのメンバーにも「失敗しながらでもいいから、アクションを起こし続けること」を求めたいと思っています。

僕やマートチームはもちろんのこと、クックパッドには「失敗を恐れず、まずはやってみる。失敗するにしても早く失敗して、そこから学びを得る。」そんな文化があります。

マートをキャリアの選択肢にしてくれたあなたに伝えたい「社会を変える事業への挑戦」

この記事をここまで読んでくれたあなたは、もしかすると次のキャリアについて考えているのかもしれません。今の会社にいるか、新しい会社を探すか、はたまた独立という道を選ぶ方もいるでしょう。そしてその選択肢のひとつに、クックパッドマートを考えてくださっている方もいるかもしれません。

僕はキャリアを選択するとき、どの選択肢が一番、社会や自分に対してインパクトの大きい成果を出せるかを考えるようにしています。

僕がクックパッドマートを選んだ理由は、いちサービスを開発するのではなく社会を変えてしまうような仕組みを創るというところにワクワクしたからです。

クックパッドマートは既存の物流を見直すことで、買い物を自由にしようとしています。生産者にはやりがいと自立を、消費者にはこれまで手に入れられなかったような新鮮な食材が手軽に届くようになります。

クックパッドが料理をするときに当たり前に使うサービスになったように、「買い物するならクックパッドマートが一番いいよね!」そんなふうに言ってもらえるサービスにしたいと思っています。

事業が成功するように、そこに貢献することが僕自身での目標でもあります。(下記はクックパッドマートが掲げるビジョン。)

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僕が一緒に働きたいと思うのはこんな人

そんなクックパッドのチームには、「課題発見」と「どう解決していくか」を考えることが好きで没頭できるメンバーが多いです。マイクロマネジメントされるのを好まず、まずは自分で考えて色々トライする働き方が好きな人にはピッタリの環境だと思います。

これからもマートは事業を拡大していくので、サービス開発エンジニアや、優秀な開発チームを牽引していくリードエンジニアの両方を募集しています。

クックパッドマートが目指す社会や働き方に、共感してくれる方が仲間になってくれたら、ぜひ話を聞きに来てくださいね。

クックパッドマートは全力採用中です🎉

1997年創業のクックパッドは、レシピの会社から「料理の課題解決をする会社」に生まれ変わろうとしています。

新鮮でおいしい食材は、料理を楽しみにするために欠かせないピースです。食材のつくり手である「生産者」が輝けて、料理をする「生活者」がより簡単に美味しい食材にアクセスできるプラットフォームをわたしたちはつくります。

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