「普通」な社会で生きていくための生存戦略
はじめまして。都内勤務OLの「水曜日のわたし」です。
気持ちはまだまだ20代ですが、気づけば30代も後半。
生きていけないことはないけど、「どうしても週5働けない」とか「周りの人の気分や機嫌に超ー敏感」とか「音に敏感すぎる」などなど、「みんなが普通にやってることがどうして私はできないの?」と思うことが少しだけ多めです。
中学も高校も典型的な「部活で青春」タイプだったし、20代の頃は体力勝負の体育会系ブラック企業で働いていたこともありました。いつも頑張って全力疾走で、周りともうまくやれてたと思います。だってそこで生きていくしか自分にはないと思ってたから。日々感じるささいな疑問やモヤモヤは全部無視してました。
それが20代の終わりに3年ほど海外で今まで生きてきたのとは違う世界に行たら、よくも悪くもパラダイムシフトが起こってしまいました。
日本人は本当に勤勉です。日本では「常識」と言われるようなことが、海外じゃ概念ごと存在しなかったりします。当然、そこに日本人もたくさんいたので現地の人に対して「のんびりしてる」とか「時間の感覚が違う(理解できない)よね」とか「すぐ仕事辞めるよね(ネガティブな意味)」なんて言う人もいたけど、私は全然そう思えませんでした。むしろ「それでいいじゃん!」と妙に腑に落ちたし、なんなら「今までみたいに全力疾走しなくていいじゃん」と肩の荷が降りた気分でした。
じゃあ、その国にずっといたらいいのかもしんないけど、そんな度胸もない私は普通に日本に帰ってきて、また都内で働くOLになりました。
そこで大きな問題が発生。
「毎日忙しい生活をずっと送って慣れちゃったらできるけど、ひとたび離れるとかつての日々には戻れないよね」みたいな感じで、20代の後半まで、日本の良きOLとして在り続けられるよう全力で頑張ってしがみついてきたけど、ひとたびそこから離れたら、もうかつての自分に戻れなくなってました。だって、本当の私は、全然早起きできない夜型人間だし、いろんな音がする場所が苦手で長時間いられないし、自分が怒られてなくても周りの人の感情で疲弊してボロボロになってしまう、人がたくさんいるところに行って愛想よくできるけど疲れて帰り道にはボロ雑巾のようになってしまうような人だから。短い期間ならやりきれるけど、ずっとは続けられないんです。
今まで無視してた疑問が無視できなくなって、モヤモヤした気持ちが暴れだ
し、毎日終電帰りでも元気に週5日出勤してたのができなくなりました。電車が多少遅れてもいいように早めに家を出て余裕を持って出勤したいのに、朝は冗談抜きで動けない。。。
そんな私がなんとかかんとか工夫しながら、「普通」な社会で生きていくための生存戦略を綴っていきます。