創造的なアイディアは考え続けることで生まれる
面白いアイディアは、そのことについていつも考えているからこそ生まれます。自分が好奇心を持って関わっていることは、いつも頭を離れないものです。いつも脳裏に浮かべているからこそ、「これはそのテーマに応用できないだろうか」と思うものです。はたから見ると、普通には思いつかないようなアイディアがいきなり出たように見えるのです。
一方、いいアイディアは天から降ってくるものだということもありますね。何か課題があったら、一休さんのように頭をひねって、ズバリとアイディアを出してしまう感じでしょうか。発想力やイノベーションの研修をやると、多くの人が「創造性が発揮できるようになりたい」と言います。そのニュアンスは、一休さん的スキルを指しているような感じがします。
しかし、いいアイディアが降ってくるのは、本当に稀なことではないでしょうか?いや、降ってきたのではなく、考え抜いて、あーでもないこーでもないと思っているからこそ出てきたのではないかと思います。よく「馬上」「枕上」「厠上」などといいますね。風呂に入っているときにアイディアが降り注ぐ経験がありますが、考えているからこそだと思います。
そうなのです。いつも考えているからこそ、目の前のこともテーマと結びつけて考えることができます。自動改札機を日本で発明したのは誰でしたっけ?通過する切符の向きを揃える技術がネックだったそうです。それを解決したのは、川を流れる笹を見たからだと聞いたことがあります。いつも考えていたのでしょうね。
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