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今だから気になる、買いたくなる料理本

今日も元気に、東京・丸の内の丸善本店に出かけて、新刊を中心にごっそり入手してまいりました。何冊買ったと思います?
ええ、コロナにおびえた1年でしたが、2回めの緊急事態宣言が明け、桜も満開となった今、ザクザク動き回ろうよ、という気分でしたの。最初は控えめにあれとこれ、みたいなことを考えていたんですが、気づいたら…10冊以上、抱えてました。
いかんいかんと少し棚に戻して、結局9冊。

て、さ? 丸善2階の料理本コーナー、配置が変わりましたか?丸の内に来れば「アマゾンぐらい揃ってる」感があったんですが、若干削がれている気がしました(棚1列減りましたよね? 違います?)。アマゾンで見てはいたものの、実物が見たいなあと思っていた本が見つからずでした。

でもまあ、それでも充分に買ったよね。こんなラインナップです。


ちなみに、最後の『体脂肪計タニタの社員食堂』は、実は、売れに売れていたあの時代に買う気にどうしても慣れなくていたのですが、ふと目に止まって手にとっていたら、帯に「シリーズ542万部」とあるのに驚いて、さらに奥付を確認して仰天。2010年2月5日第1版から2019年4月15日までに90刷ですよ!
これは買っておこう(資料)と購入を決めたんです。

ちなみにこの10年前の本は、定価も1257円(税込)。そう、料理本って、10年前は1200円ぐらいだったよね。紙代が上がって、消費税の値上げもあって、徐々に定価自体が上がってきて、A5判1500円+税も珍しくなくなってきました。

さて、ざっと棚を眺めての感想を少し。

丸善なので、全体に落ち着いた棚作りなのはいつもの通りとしても、毎年3月はお弁当本や一人暮らし用の基本の本、初心者向けの簡単料理など、色使い、タイトルともに華やかになるものですが、なんだかずいぶん落ち着いているという印象を受けました。
センセーショナルなタイトルの本があまりないからか、にぎやかな表紙の本は平台にまとめられていたからなのか。

2月から3月に出た新刊は、およそ半年前に立ち上がっている企画だから、Go toが始まったもののまだ先の見えないコロナ渦中でどこか遠慮する気持ちがあったのか、なんとなくですが、そんな時代の気分を表しているような、煽りタイトルはあまり見かけず、地に足のついた実用を前面に押し出したタイトルが多かったような気がします。

「すぐできる」「ちゃんとおいしい」「1品で」「無理なく」「満足度を上げる」「お店レベル」…
そんな言葉が踊ります。

だからなのか、表紙カバーのデザインもおとなしめ。
もちろん元気のいい表紙もあるんですよ。でも、あんまり目につくところになかったのは丸の内にある丸善というシチュエーションのせい?

そんな中、柴田書店のエリックサウス稲田俊輔さんのカレー本第2段がめっちゃ目立ってました。

まだまだ欲しい本はありましたが、それらは他書店であらためて購入することにしましょう。
少しずつCOOKBOOK LAB.のインスタとツイッターで紹介していって、このうちの何冊かは、本体のCOOKBOOK LAB.comに載せますね。






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