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菜の花と豚肉のマスタード焼き

菜の花がスーパーに並んでいますね。
数週間経つとあっという間に売り場から消えてしまって、毎年名残惜しい気持ちになる野菜のひとつです。

からし和えもおいしいけれども、それ以外でメイン料理として使えないかと考えました。
菜の花は下茹でなし、フライパンひとつで作れる料理です。


菜の花と豚肉のマスタード焼き

材料

菜の花 1束
豚肩ロース肉(薄すぎず、2〜3ミリの厚さのあるもの)150〜200g
塩 計小さじ1程度
胡椒 適量
サラダ油
粒マスタード 大さじ1
白ワインビネガー(穀物酢や米酢でもOK) 大さじ1


粒マスタードと白ワインビネガーをあらかじめ合わせておく。
豚肩ロース肉は食べやすい大きさにカットし(私は半分くらいにカットするのが好きです。)塩小さじ1/2程度と胡椒で下味をつける。
菜の花は根元の乾燥した部分を切り落とし、半分の長さにカットする。

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フライパンに油をしいて火をつけ、菜の花を入れる。
塩小さじ1/3〜1/2程度をまんべんなく入れたら軽く混ぜて、弱火〜中火くらいでじっくり火が通るように焼く。

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焼けたかな、と思ったら菜の花の味見をしてください。火の入り具合と塩気をみます。
塩気は食べて美味しい程度につけてください。足りなければ塩を少し足しましょう。


菜の花を一旦フライパンからよけます。

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同じフライパンに再び油をしき、豚肉を広げて焼きます。
柔らかめが好きであれば少し焦げ目がつく程度、こんがりが好きであればしっかり目に火を通してください。
豚も味見して丁度いい塩加減になるように調えてください。

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余分な脂はキッチンペーパーで拭き取ります。


豚肉に火が通ったらそこに菜の花を戻し、菜の花を少し温めるように混ぜます。

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粒マスタードと白ワインビネガーの合わせたものをまわしかけ、ジューッと蒸発するので手早くかき混ぜて、水分が飛んだら火を止めて出来上がりです。


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酢が入ってますが熱が入るため酸味は飛んで、コクが残ります。
マスタードと菜の花の苦味がぴったりです。

とはいえやはり大人の味です。
一緒にシェアハウスに住む4歳の子供には顔をしかめられました。笑

今回、白ワインビネガーはスーパーに売っているマイユのものを使ってみました。
マイユの白ワインビネガーは結構酸味があるので、この料理に使うと味わいに深みが出ました。
穀物酢、米酢ではよりさっぱりとした印象になります。

冷蔵庫に余ってる粒マスタードがあったら、ぜひ作ってみてほしいレシピです。

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