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【COO育成塾】〜敏腕COOへの道〜

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【COO育成塾】〜敏腕COOへの道〜 マガジンでは、現代ビジネスの最前線で求められるCOO(最高執行責任者)の役割とスキルについてお伝えしていきます。このマガジンを通じて、経営戦…
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#COO

〔10〕『経営戦略を誤って事業が破綻するよりも悔しいと思いません?』雇った社員の凡ミスや暴走/ワガママのせいで会社が潰れるって...

現代のビジネス環境では、 社員をはじめ、 アルバイトやパートの 小さな凡ミスのせいで、 経営難に陥る可能性が 一段と高くなった時代…   現場の 「今まで大丈夫だったから…」 という油断が、 致命的なトラブルを 引き起こす原因になります。   1977年に起こった ニューヨークの大停電事件は、 現場の社員の些細なミスが重なったせいで 起こったとも言われています。 ※被害総額は3億ドル (当時のレートで約330億円) に及ぶという大損害です。   「そんなに大きな損害が うちの

〔9〕頑固な社長が「残念な人」に大事な仕事を任せてしまう...「優秀な社員」に限って社長の評価が低い...

誰に何を任せるか? これを失敗するだけで、 新規プロジェクトはもちろん、 事業の根幹が崩れることも… まともな神経を持ってる社員が 社長に対して疑問に思うこと→   社長が率先して、 仕事が出来ない「残念な人」に 大事な仕事や新規事業を任せてしまう… こんな場面に遭遇すると、 多くの社員は疑問を感じます。 「どうして、 明らかに実力がないアイツに 大事な仕事を任せるのだろう?」と。   人を使うのが下手な社長が判断する人選は、 成果が出せないどころが、 組織全体のモチベ

〔8〕コスト削減のカギ: 購入した資産の全力活用が一番の節約(経費削減)

多くの経営者やCOOをはじめ、 財務担当者が経費の削減に頭を悩ませています。   しかし、コスト削減と聞くと、 多くの人が新たなサプライヤーの選定、 廉価な材料の探求、 あるいは残念ながら人件費の削減などを 思い浮かべるかもしれません。   それらも、 もちろん有効な手段ですが、 今日はもう一つの視点から コスト削減を考えてみたいと思います。   それは「経費で購入した資産の全力活用」です。   企業が購入または投資した資産を 最大限に活用することは、 経費削減に直結します!

〔7〕揚げ足をとるのが仕事だと思っている口だけ社員をどうする?社員達から「アイツをクビにして下さい」と言われるけど...

揚げ足を取る、 仕事はしないクセに口だけは達者な社員は、 どの会社にも一人はいたりしますが…   特にCOO、管理職、リーダーにとっては、 ストレスの根源になる存在!   積極的に意見を言うが、 責任感を持って自ら行動することはない。   そのような社員が一人いるだけで、 チームの士気を下げ、 生産性にも悪影響を及ぼします。   このタイプの社員は、 否定する意見は言うが、 解決策を提案してくることもない。 完全なドリームキラータイプ!   そのような社員を放置すれば、 真

〔6〕【社長必読】《社長》が気まぐれで〔社員〕の仕事を手伝うな!

社長や役員、管理職など、 俗にいう偉い人がオフィスや現場に顔出すことは、 とても大切なことですが、 まさか、「俺が手伝ってやるよ!」なんてことが 親切だと思っていませんか?   社員達は、愛想よく 「ありがとうございます。でも大丈夫ですよ!」 と答えてくれるだろう。   それを、 社員が遠慮していると勘違いして 「いいからいいから。」 と言ってしまっているのであれば、 私がその社員を代弁して、 あなたに伝えましょう。   「良い迷惑です! 黙って社長室で作業するなり、 出かけ

〔5〕《中間管理職も必見!》決断するのが苦手…プレッシャーの中で冷静な判断をする秘訣

管理職以上のポジションになると、 日々の業務は数多くの決断をすることが中心になります。   CEO(社長)とはまた違った決断を強いられ、 管理職の決断は組織全体に大きな影響を及ぼすので、 プレッシャーは計り知れません。   CEOはやりたい方向を示す決断、 COO(最高執行責任者)はそれをどうやって達成するのか? その為の決断を下し、 指揮をとらなければなりません。   現場の中間管理職は、 その意図を汲み取り、 COOよりもさらに先手を打って、 どのように自分のチームを動か

〔4〕やることがあり過ぎる...脳が疲れない仕事術:忙し過ぎるCOOへ:

社長からの緊急指令、 厄介な問い合わせ、 重要なプロジェクトの期限…   別々に降りかかってくれば、 大したことはないのに、 なぜか決まって同時に降りかかってくるから もう大変… 結果、 マルチタスクを余儀なくされてしまう…   COO(最高執行責任者)にとっては 日常茶飯事の出来事で、 慣れてしまっているかもしれませんが、 実際にマルチタスクは精神的な疲労を増大させ、 作業効率を低下させる原因になります。   『そんなことは言われなくても わかってますよ! 何回もマルチタ

〔3〕板挟みに疲れ果てた中間管理職にも伝えたい:鶴の一声をみんなに伝える前の憂鬱な気分に同情します...

「またか…これを現場に落とす俺の身にもなってくれよ…」   そうため息をつくのに 慣れてしまっているCOOのあなたへ   社長は思いついたことを なんの論理も道筋もなく、 現場の状況も一切考慮せずに 好き勝手に命令を出してくる生き物だったりする…   社長は立場もあって、 命令を出せば、 現場は自分の為に動くものだ! と本気で信じているケースも多い。   現場のスタッフが   「また上は無茶なことを言ってきやがった…」   なんてぼやいたところで、 そんな声は社長の耳には入ら

〔2〕現場の社員に指示を出しても「出来ません」「無理です」しか言わない…部下指導に疲れたCOOへ

部下に指示を出しても、 「それは出来ません」「そんなの無理です」 という反応が日常茶飯事という組織は少なくありません。   『すぐに出来ないって言う前に、 どうやったら出来るか考えるのが仕事だろ!』   とイライラする気持ちには、 心から同情致します。   ですが、 ただイライラしているだけでは、 結局、人材が育たない… その結果、組織の成長を妨げ、 人件費垂れ流し経営になってしまいます。   そこで今日は、 『部下のネガティブな態度を効果的に変え、 チームのポテンシャルを最

〔1〕「社長の暴走を止めるのは君だ!COOよ、組織を守れ!!」

組織のトップに立つ社長の力強い決断は通常、 会社を前進させるエンジンとなりますが、   時に迷走して…. 知り合いの社長やコンサルタントの話を鵜呑みにして… 読んだ自己啓発本に感化されて…   暴走する性質があります。   特に創業社長、起業家気質の方は、 『思い立ったら今すぐやりたい』 『ビジネスはスピードだ』 というタイプが多いので仕方がないと言えば 仕方がないのですが、 それに振舞わされてしまう社員にとっては迷惑な話ですよね。   大体の場合は、 スピードと称して ただ