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保育園へ通い出して1年。親の気持ちと考えの変化。

保育園へ通い出して1年が経過した。
子どもは保育園に慣れ、しっかりと保育園のカラーに染まったと思う。
子どもは本当に逞しく、たった一年でとてつもなく成長を遂げている。

でも、母だって負けてないはず。
子どもたちと離れる時間が増えたことで母だって母として成長したと思うんだ。

我が家は現在年少の息子と1歳児クラスの娘の保育園児がいる。

我が家が通っている保育園は第3希望の保育園だ。
実際に行かせたいと思っていた保育園は当然第1希望と第2希望で、第3希望以降は家から近い順にした結果、第3希望となった。

見学時の印象

実のところ、見学に行った時現在通わせている保育園にはあまり行かせたくないなというのが本音だった。

そう思った理由は2つだ。

①先生クセ強め

なんか小姑のような、言葉の多いよく喋る先生で働いてる先生たちもしんどいのではないかと勝手に妄想した。
自分自身もこの先生とのコミュニケーションとれるのかなと不安な気持ちになった。

②働くママに厳しい環境そうだなと思った

最初に『一年は仕事にならないかもと思ってください。』ということと、『未満児は延長保育は使わないでください。そして、できるだけ早くお迎えに来てください』と言われた。
社畜出身の私からすると『なかなか高いお金を払って働くために保育園にいれるのに、園は働くことにあまり協力的な感じがしないな』と思っていた。

不信感積もる慣らし保育

慣らし保育も私にとってはなかなかシビアなものだった。

1ヶ月以上かかる慣らし保育

30分からの慣らし保育のスタート。近くのコンビニで待機してすぐにお迎え。
二週間経ってやっとお昼ご飯まで。
短すぎて逆に子どもは慣れないのではと保育園に不信感を抱くようになってくる。
息子は2歳児クラスだったため、『幼稚園が良かった』『保育園楽しくない』と帰ってきて私に言ってくる。息子のその話を鵜呑みにして余計に不信感を募らせた。

ずっと泣き叫ぶ息子

息子は1歳半から別の幼稚園のプレに通わせていた。幼稚園のプレに行く際にはクズったことがほとんどなかった。保育園に行く時は家にいる時から泣き叫び行きたくないというのは私からすると異常な姿に思えた。この保育園がやっぱり合ってないんだ!という妄想が止まらなかった。

分からない園の様子

通っている保育園は連絡帳は毎日書かないシステムだ。必要な連絡だけあれば記入してくださいのシステムをとっている。園の様子は先生が帰り際に一言様子を伝えてくれるくらいだ。そして、迎えが混戦すると他のママさんに話をしてる間に息子の受け渡し完了して何も聞けない時もあった。
このことに関して不満が爆発して主任の先生に話をした。
『便りなきはよき便りと理解してるつもりですが、毎日朝の様子を見てると園でも楽しめてないのかどうか不安なんです。一言でいいから様子を伝えてもらえないですか?』
そうすると先生から謝罪と息子の様子を事細かに教えてくれ、ビデオも撮っていたものを私に見せてくれた。私の気持ちにとても寄り添っていただいた。


この先生に私がモノを申したことをきっかけに、私の園への信頼度がうなぎのぼりになった。

現在の私の考え
①便りなきは良き便り
先生たちは何かあると必ず伝えてくれ、怪我をすると謝ってくれる。(本来怪我はつきものだし先生が謝る必要なんて1ミリもないと思うが…。)
だから、何も先生が言わないのは子どもは元気に遊べているんだなと思えるようになった。
子どもには子どもの世界があって親が知らなくてもいいことだってあるんだと思うようになった。

②子どもと話して、子どもを観察する
園の様子がわからないからこそ、子どもを注意深く観察してみたり(疲れて余裕無く、できてないこともあるかもしれないが)持って帰ってきたものからどんな遊びをしたのか勝手に妄想を膨らませるのは幸せな時間だ。子どもから園の様子が聞けた時は喜びが大きい(笑)

③しっかりと子どもと向き合ってもらっていることに感謝
子どもをしっかり見てもらうには笑顔でむきあってもらうには先生にだって休憩も必要だし、効率だっていると思う。連絡帳に記入しない時間も子どものために時間を割いてくれているので、むしろありがたいなと思う。

④子どもとの時間を最優先させるという優先順位がブレない
保育園から常に子どもが家で過ごす時間は大事な時間だと口酸っぱく言われてる。保育園から子ども最優先と言われるので私の中の軸もブレずに済んでいる。子どもとの時間の過ごし方は今の所1年間では後悔は無い。

結論から言うと保育園には本当に感謝しかない。

育休復帰したお母さんも多いだろうこの時期。
本当に今の時期しんどいですよね。いや、慢性的にしんどいんですけど(笑)
一年でこんな感じになりますと励ましの意味と保育園への感謝の気持ちを込めてこの記事を書いてみました。

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