なんちゃって俳句 2020年3月:キャンプ
※3月中旬のキャンプの記録です。
どうも~。キャンプに行くとなぜか突然吟行モードになるエミです(ほぼ1年ぶり二度目)。
今回もなんちゃって俳句にお付き合いください。一応、すべてに春の季語を詠み込んだ「有季定型句」のつもりです。季語っていいよね。日本の生活感覚でありアーティスティックでもあり、奥が深い。
🍀春の宵肴は夫酔い回る
下ごしらえから盛り付けまで、すべて夫主導が我が家のキャンプ飯。明るいうちに乾杯してから私は座ってるだけ、かいがいしく働く夫を見てるだけ。気楽なビールが調子よくすすむ。
ダッチオーブンで作ったローストポークをみなさんとシェア。喜んでもらえてよかった。
🍀風光るぼくがいちばんお兄ちゃん
今回、夫の会社の同僚たちと4家族で隣近所に幕営し、女の子は11歳の子がいたけど男子では息子9歳が最年長。小さい子たちが人なつこくてまんざらでもない息子であった。
それとは関係なく、我が家では息子はふつうに戦力。テントの設営や撤収でもかなり頼りになります。
🍀ママだっこ見守る列や花水仙
こぢんまりとした、気持ちのよいキャンプ場。入口に等間隔で植えられた水仙がとてもかわいくて、キャンプ場で泣いたりだだこねたりしてる子どもたちを、毎日並んでじっと見守ってるんだな~って感じで、ほのぼの。
🍀冴え返る夜や黙して家族の火
夜は冷える! 入れ替わり立ち替わり、いろんなうちの人が来てしゃべって、ふと家族だけになったとき静かで、その中心であたたかい火が燃えている。
🍀春の野に火の世話一刻おじやかな
火のつきが悪く、2時間(=一刻)近くも火の世話をしてこしらえた昼ごはん。味はサイコーでしたとも! ええ、空腹という名の調味料で‥‥。
こういうとき、機嫌よく辛抱強く取り組むのは息子の美点(夫の遺伝か)。でもブラック労働に馴染みそうな資質でもあるので「イヤなことはイヤと言え」と常に言っている私である。
🍀句集眺めテントの中の春うらら
昼下がりの個室。吟行のため本を読みながら(←キャンプに何しに来てるの?w)外で小さい子がはしゃいだり泣いたりしてる声も心地よく、うとうと。
や、フリスビーとかキャッチボールとか散歩とかもしてますよ~
🍀春霜や彼の地の寒さ想う朝
テントの中まで霜一面。スマホ凍るかと思った。
寒いし、体痛いし、起きて外に出ても寒いし、私たちは遊びでやってきてすぐに帰るからいいけど、この季節の東北での震災‥‥‥どんなに過酷だったろうかと思わずにいられません。
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