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スペインでポピュラーなスポーツ「パデル」とは

「スペインのスポーツ」と聞かれましたら、「サッカー」と答える方が多いと思います。2010年サッカーワールドカップ優勝。UEFA欧州選手権も3度優勝しており、また、クラブチームもFCバルセロナやレアル・マドリードなど欧州を代表するクラブがあり、サッカー大国の一つです。スペインでの競技人口もサッカーはNo.1となっております。

では、スペインでサッカーに次ぐ第二位の競技人口のスポーツはご存じでしょうか。そのスポーツは「パデル」というスポーツです。皆さんは「パデル」というスポーツはご存じでしょうか。簡単に言いますと、テニスとスカッシュを足して割ったスポーツ。テニスコートの半分くらいのサイズのコートに金網と強化ガラス板に囲まれた中で、テニスをする。シングルは無くダブルスのみです。詳しいパデルの説明は日本パデル協会とPadel AsiaのHPをご覧ください。

パデルの発祥は諸説あります。スペインで誕生したのか、それともメキシコで誕生して、スペインに伝わったら大人気になった。などありますが、パデル大国と言ったら間違いなくスペインです。スペインでのパデル競技人口は400万人で、現在はイタリア、アルゼンチン、ポルトガル、スウェーデンで競技人口が急速に増えております。

あのサッカー選手もパデル愛好家

パデルはスペイン中心にヨーロッパや南米で人気のスポーツで、有名なサッカー選手や元サッカー選手がオフシーズンでパデルをしています。例えば、現役のサッカー選手では、アルゼンチン代表のメッシ選手、ヴィッセル神戸でプレーしているイニエスタ選手、スウェーデン人のイブラヒモヴィッチ選手がパデルをしています。引退された選手ではスペイン人のプジョルやラウル、フランス人のジダン、イタリア人のトッティなど名選手だった方々がパデルを楽しんでます。

サッカーは認知と判断が大変重要なスポーツ。パデルも実際に私がプレーして、認知と判断が非常に重要であることを実感してます。使う体の場所は違いますが、サッカーとパデルの共通点が多いと感じてます。

日本のパデル事情

スペイン中心にヨーロッパや南米で人気があるパデル。では日本のパデル事情は、2013年に日本で初めてとなるパデルコート埼玉県所沢市に誕生(現在のパデルワンところざわ)。現在は東京・練馬区、千葉県千葉市(中央区と稲毛区)、千葉県佐倉市、神奈川県茅ケ崎市、愛知県名古屋市、三重県鈴鹿市と名張市と桑名市、奈良県奈良市、京都府京都市、大阪府は大阪市淀川区と生野区、堺市北区、交野市と日本で一番多くあるパデルコートの都道府県。また、神戸市、広島県、沖縄県とパデルコートがあります。今後は東京都調布市や埼玉県の大宮と越谷市にもパデルコートがオープン予定です。

毎年、全日本パデル選手権が開催され、その大会とジャパンパデルツアーでの成績を基に、男女のパデル日本代表が選出されます。女子代表は2018年、2021年とパデル世界大会に出場しました。2021年大会の日本女子代表の成績は出場16か国中14位。因みに世界大会の優勝は男女ともスペイン代表でした。

そして、今年もパデル世界大会が年末に開催予定(開催地:未定)で、その予選大会であるアジア・アフリカ予選(開催地:未定)が7月ごろに開催されます。男子代表は世界大会初出場と世界大会勝利、女子代表は昨年の世界大会以上の成績を目標に戦います。

また、ジュニア選手の日本大会と今年から35歳以上のベテランパデル大会も開催されました。

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パデルの一番魅力は「老若男女が楽しめる」スポーツで、テニスより短いラケットのため、すぐにラリーが楽しめます。また、壁などを使ったプレーもあるので、パワーやスピードだけでなく、戦術も大きなポイントです。

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当団体はパデル留学と日本での普及活動に協力します

コンヴァロールではスペインでのパデル留学をプランがあります。例としまして半日は現地の語学学校(スペイン大手の語学学校であるエンフォレックスやドン・キホーテ)に通い、半日は現地でのパデル施設でパデルをするプランです。

興味がある方はコンヴァロールにお問い合わせ下さい。


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