見出し画像

血液マーカーの結果聞くのは緊張する

昨日の、大学病院の外科での血液マーカーの結果、無事OKでした。
よかったー。
3か月ごとの乳がん転移の検査、どうしてもドキドキして緊張してしまいます。
先生は「検査が怖いのなら半年ごとでもいいですよ。初発のがんと違って早く見つけても生存率に関係ありませんので」とおっしゃってます。
それって「転移したがんは基本手の施しようがない」みたいな意味なのかな……。
検査の間隔を伸ばしても、それはそれで「今、体の中に転移があるかも……」と想像してしまうだけで、恐怖を減じることにはならなそうです。
まめに血液検査をすることで、他の異常も見つかりやすいという部分では心強いかもしれない。だからやはりこまめに検査したい。

先生に聞いたら、わたしのがんの場合、転移するとしたら5年目までが割合としては可能性が高いらしい。進行が遅くも速くもない、普通の速さくらいの乳がんだと聞いた気がする。
とりあえず5年を乗り切って、一安心したいなー。
10年乗り切れればもっと安心だなー。

まだ術後1年目だからこれから9年間、何度も何度も転移の検査をして、そのたびに緊張して怖い思いをすると思うと長いなーって思うけど、目の前にある問題からひとつひとつ片付けていくしかないですね。
片付けていくうちにあっという間に75歳くらいになってたらいいなあ。
がんになった人たちの幾人かは、お年寄りを見るとうらやましいって言われるんですよね。あんなに長く生きてうらやましい、自分は生きられないかもしれないのにと。ご老人もまさかそんなことでうらやましがられているとは思わないだろう。
わたしも若い患者さんから「あんな中年になるまで生きられてうらやましい」と思われているかもしれない。自分が不幸になってみないと、世の中のある程度不幸な状況にいる人たちの事って目に入りづらいのかもしれない。

たまに「がんになって不幸」という意見があって、それも間違いではないのだけど、たまたま死を恐れなくていいくらいに健康であった今までが恵まれ過ぎていたというのが実感に近い気がします。
生老病死は人の常ですのや。ゆめゆめ忘れるべからずなのですや。
今のうちになんでもやりたいことやっとかないと!

こないだ指摘された、中性脂肪と肝機能障害はだいぶん良くなってました。やったね!
地道なカロリー制限とウォーキングが効いたのかな?
ウォーキングは今日で20日目。野菜をたくさん食べて運動してがんばってるつもりなのに全然体重が減らないのでしょんぼりしてたんですが、血液検査の結果はめっちゃ良くなってた。
脂肪が筋肉に置き換わってきた……?と思いこもう。
運動も野菜も嫌いですが、死ぬのはもっと嫌いなのでできるだけ頑張りたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?