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Ep.12「GPTは〇〇にとって、救世主か脅威か」その4

コントラスト、第十二回。「Chat GPT、〇〇にとって救世主か脅威か」というテーマです。
PART4最終回、哲学編です。前回の話の中で出てきた人間らしさについて深く掘り下げながら、「知識」や「理解」についても考察します。GPTがもっとも客観性のある文章を書くことができるという楽観的な期待を持ちつつ、トレーニングデータの偏りによるバイアスの社会的再生産のリスクを指摘します。

また、GPTにはいくつかのフィルターがあり(例えば爆弾の作り方を教えてくれないなど)、そのフィルターを決定する責任の重大さと、それによる思考抑制や言論の自由の侵害について触れます。

最後に、人間がなぜ神を必要としているのか、そしてAIがなぜ神になれるかどうかを問いかけます。

振り返り

Part4は「人間らしさとは何か?」というちょっと哲学な切り口からAIについて話しました。
「AIは色々な人間のデータから学習しているので ある意味AIはもっとも人間らし文章を書けるのではないか」という話はとても面白かったです。

あとはAIには「知性」が必要で、それは今だとフィルタという形で管理されているという話もしました。
そうなると”どのようなフィルタ(ルール)を作るか”というのが焦点になります。
そして、それは人間が作り上げてきた社会のルールやモラルといったものが原型になるはずです。
しかし、AI云々を抜きに人間のあいだでもこのルールは統一できていません。
そんな中AIにどのようなルールを知性として、誰が与えていくのか、法はどのようにかかわっていくか――...?
技術の発展に対して、こういった哲学や法の整備はかなり遅れ気味に感じます。
まずは、ひとりひとりがそういう面にも関心をもっていくことも大事だなと思う次第でした。

後半は進化論や信仰にまで派生して話しましたが、個人的にはこの辺は特に興味深かったです。
AIからは少し脱線したようにも感じますが、 人間を知ったり、生き物が生きる理由、生き物のこれからを考えることは AIを育て、付き合っていく上でとても大事な根幹になるので、
引き続き考えていきたいし機会があればまた話してみたいです。

さてさて、
賛否両論のAIですが、技術革新を止めることはできないので、 よりよい付き合い方を考えていきたいですね。
皆さんの思考のきっかけになれれば幸いです。
最後までお付き合いありがとうごうございました!リクエストなどいただければうれしいです!それではまた次回お会いしましょう!

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