心のメンテナンス vol.002

最後まで書くことができない、下書きが増えていく日々を過ごしています。

文字入力を待つカーソルの明滅が、眩く光る踏切の赤いライトのように見え、電車が通り過ぎた刹那の静寂が、無限に続く空虚な時間を想起させてきます。

近年は、既存の言葉に新しい意味が付け足されていき、かつては人間の心情を一つ一つ拾い上げるように存在していた、繊細な言葉達が埋もれてしまっていることに寂しさを覚えています。
かくいう私も、学生時代の方が語彙の引き出しが多かったのではないかと感じています。しかし、少ない語彙でも、読む人を惹きつける文を書ける方は沢山いるので文才が違うのでしょうね。はたまた、難しい言葉を使いこなせるからこそ、優しく親しみやすい近代的な言葉で上手く人を惹きつける文を書けるのかもしれませんね。

私が心身ともに成長期のネットの世界は、現実とはまた違う独自のコミュニティやルールが多数存在していながらも、共通言語(ネタやスラング)もあり、個人的には問題はありつつも上手く住み分けされていたのではないのかなと思っています。2ちゃんねるのスレッド違いや、◯◯板に帰れとか、そういったものです。
今のTwitter (𝕏)では、少ない文字数で何気なく誰に向けた訳でもなく呟いた一言が、まるで小説の行間を読むように勝手に解釈され、他者からの批判どころか罵詈雑言が殺到することもあるのです。リプライという機能がある以上、何か言われるのは仕方のないことだとは思いますが、少ない文字数で書かれた「複数の意味に解釈ができてしまう」文に対しては、ネットであろうと対人コミュニケーションなのだから、質問というワンクッションを置けないのだろうか、と個人的には感じています。そういったワンクッション置けない人々は、友人や会社でどういったコミュニケーションを取られているのか、興味本意ですが見てみたいので、なんかいい道具ない?ドラえも〜ん!と思っています。

このタイミングでLINEに不正ログインを試みてる輩がいるよ。と通知が来たので、今回はここまでにします。

P.S.
Skypeのアカウントを一回乗っ取られた経験があります。

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