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(2024年03月)哲学の劇場#183「読むためのトゥルーイズム」第三回 感想戦動画が公開されました。
吉川浩満さんとの共著連載について山本貴光さんの感想を伺うシリーズの第三段です(56分15秒)。
今回は、連載内で使った「見れば考えなくても誰でも言える」などの表現についてお話ししました。これはハロルド・ガーフィンケルが使った「observable-and-reportable」(accountable)という表現の翻案ですが、直訳すれば「見ることができ・言うことができる」とでもなるところ、誤訳に近いような意訳をしています。そうしている理由は*今回話題になっていませんが、そのうちお話しする機会がくるはずです。
* ごく簡単に答えだけを書いておくと、「言える」よりも「見える」の方が、話題にすることがはるかに難しいからです。あとのステップで話題にした方がよいため、ここでは「見える」を話題にするのはやめて、その代わりに「考えずに」という表現で代替しています。
なお「observable-and-reportable」(accountable)については、以前刊行したエスノメソドロジーの概説書にて解説していますので、そちらもご覧ください。
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