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水瓶座は、小さな革命家。

2021/8/25 読書記録no.48「水瓶座の君へ」鏡リュウジ

私はこういう類の本が好きです。
22歳まで自分の血液型が分からなかったので、
「客観的に私を知れる方法」は、星座しかありませんでした。

いつ買ったのか忘れてしまいましたが、中々手放せない本。
この本は、ただ単に「水瓶座はこういう人間だ!」というだけではなく、
「だから、こういう考えを持つといい」というふうに、
”その先”を見せてくれる気がするんです。

何年ぶりかにこの本を読んでみて、
改めて思うことがあったので、今日はその思いを書いていきたと思います。


水瓶座のあなたへ。

この本は、大きく6つの項目に分けられて話が進んでいきます。

①やりたいことは何か?やる気を出すには?(夢/目標/やる気)
②あなたがもっと輝くときは?(仕事/役割/長所)
③何をどう選ぶか?(決断/選択)
④壁にぶつかった時、落ち込んだ時(試練/ピンチ)
⑤あなたが愛すべき人、あなたを愛してくれる人は誰か?
 (人間関係/恋愛)
⑥あなたがあなたらしくあるために大切にすべきこと(心がけ/ルール)

ここで全てを紹介することはできないので、
私が個人的に刺さった部分を抜粋して、まとめていこうと思います。


線引きを変える

まずは、①やりたいことは何か?やる気を出すには?(夢/目標/やる気)
の項目に書かれてあったものを。

常識にとらわれないユニークな発想力を持っているのに、一方で知識や情報が豊富だから「現実はこういうものだ」と決めつけてしまうところがある。やりたい仕事があるなら、作り出せばいい。ジャンルやカテゴリーそのものを作り出したっていい。2つやりたいことがあったら、それを組み合わせた新しいビジネスを考えてもいい。水瓶座のあなたがその知識や発想力を使えば、きっと自分の才能、夢を実現できるような仕事を作り出すことができる。ちょっと視点をずらし、線引きを変えてみよう。きっと今までにない新しい世界が目の前に現れるはずだ。

私は声の仕事をしながら、WEBのことも勉強しています。
「好きなこと×できることの数を増やす=何かを生み出せる」と思って、
今は、後方の「できること」を増やしている真っ最中です。

友人にはよく真面目すぎと言われます。
アナウンススクールの先生にも「常識人だから」と言われます。
それは、もう自分でも痛いくらい分かっていることだし、変えられない。
でも、私はそういう私が好きです。
昔は嫌いだったけど、不真面目になれない真面目さも、
きっと私の個性の1つだから、受け入れられるほど今は大人になりました。

視点をずらして、線引きを変えてみること。
そう簡単にはできないと思います。今自分が考えていることって、
過去の自分の経験から生み出されているものなので、
急に変えるなんてのは難しいです。

だから、今はSNSを使って色んな人とお話ししたり、
色んな価値観や考え方に触れる機会を増やしています。

もし私に、水瓶座ならではの「発想力」が備わっているのなら、
その才能が花咲かせる時まで、私は挑戦し続けたいと思います。


問題点や課題を探し出せ

次は、こちら②あなたがもっと輝くときは?(仕事/役割/長所)です。

複雑化する社会。そんな時代だから、問題を解決する以前にまずは問題を発見できる人が求められている。それは水瓶座。水瓶座は全体を俯瞰的に、しかも色々な角度からある1点を見ることができる。それをきちんと分析できるし、全体像を頭に入れながら人の見ない場所から課題や問題を発見できる力がある。きちんと自分で考えて行動していける。だから、とにかく問題を発見する習慣をつけよう。

俯瞰的に見られる力、いろんな角度からある1点を見られる力、
そんな強いものが私に備わっているのか、全く分かりません。
そんな力持っていたとしたら、最強だと思います。

自分だけの考えに精一杯になるんじゃなくて、
色んな人の気持ちを考えられて、物事を大きく捉えて考えられる。

でも、今の私はこの力は育っていないと思います。
水瓶座の人全員がこの力を備えているなら、
今の私の中にある「この強い力」はまだタネのままじゃないかな。

問題を発見する習慣って、どうやって鍛えるんだろう。
何も分からないけど、最近は政治経済について調べるようになりました。
興味が湧いたというか、ただ単に気になるというか、
知っていないと損をする未来がフワッと見えてしまったというか、
きっかけは曖昧ですが、これから沢山知っていく中で、
多くの問題を見つけられるようになるのなら、続けていこうと思います。



落ち込んだ時こそ、新しいことにチャレンジする

次は、こちら④壁にぶつかった時、落ち込んだ時(試練/ピンチ)です。

水瓶座は小さな革命家。変化と改革を司る天王星を守護星に持っているので、新しい価値観や新しい発想を生み出す時に1番輝く。でも、自分が満足したり、充実しているときにそのモチベーションを発揮することは難しい。だから、落ち込んだり何か不満を持っている時にこそ、あなたが小さな革命を起こす最大のチャンスなのだ。目の前に壁が立ちはだかっていたり、自分の現状に不満がある時。うまくいかなくて落ち込んでいたり、辛いことがあって打ちひしがれているとき。あなたには、その問題点がいつもよりクリアに見えているはず。「こんなはずじゃない」「間違っている」という思いがエネルギーに変わり、それを覆すための新しい発想がどんどん浮かんでくる。そして、さらにその問題に立ち向かうエネルギーも湧いてくるのだ。負の感情から解放されていこう。

実際、私の過去を振り返った時に、本当にその通りだと思いました。

高校受験の時、崖っぷちから第一志望に合格した時も。
何がなんでも、この試合に勝つことしか道がなかったんです。
その時、私の中で1番大きな力が動いたと思っています。

大学受験の時、試験日まで1ヶ月しかない状況で、
何がなんでも合格したいという思いで、学校に残って特訓しました。
この時も、大きな力が動きました。

そして今も。
一年半前、全く想像していなかった「無職」を経験しました。
学生時代もずっとアルバイトをしていたので、
ありがたいことに、お金を頂かない月は一度もありませんでした。
まさか、社会人になって給料明細0円のデータがメールで届くなんて、
そんな未来が来るなんて、これっぽっちも思っていなかったから、
本当に絶望でした。目の前が真っ暗になりました。
生きていけないって思った。本気で、実家に帰ることも考えました。

でも、今も福岡にいます。
この一年半、もはや2年近くになりますが、
色んな人のおかげで、お仕事を紹介してもらって、どうにか生きています。

落ち込みました。実際、今も落ち込んでいます。
だから半年前くらいから、ブライダルMCのレッスンを受けました。
少しでも自分の可能性を広げたくて。(無事、合格できて良かった)
と同時に、色々自問自答を繰り返した結果、声だけでは弱いと結論を出して
WEBの知識を身につけようと、勉強を始めています。

崖っぷちの方が力を発揮する、これは結構腑に落ちます。笑

私の中には、「なにクソ精神」がいると思います。間違いなく。
誰かと競ったり、勝負をしたり、私はそういうのは苦手だけど、
相手が”自分”なら、とことん、どこまでも、勝負をしたい。


あなたが愛すべき人

次は、こちら⑤あなたが愛すべき人、あなたを愛してくれる人は誰か?
 (人間関係/恋愛)です。

アクティブに次々と新しいことにチャレンジしていける水瓶座。同じように好奇心が旺盛でアクティブな人とは、話も弾み楽しい関係を築くことができる。さらに、現状に満足しない高い理想を持った人となら、ともに新しいことにチャレンジしていける強力なパートナーになれるだろう。程よい距離感の関係を、情緒的な結びつきに変えてゆくことができる相手。水瓶座が愛すべき人、そういう人だ。

ここは、頷きました。
向上心を持った人、熱量がある人、何か夢や目標を持っている人、
楽しそうな人、色んな意味で、全部含めて「かっこいい人」に、
私は惹かれる傾向があります。

ま、実際にはまだ好い人には出会っていないのですが、(笑・泣?)
私の目標にしている人「星野源さん」もその中の1人です。

好きなことを貫いている人、やりたいことに一途な人、
きっと大変なことも沢山あるだろうけどいつも楽しそうな人、
そして、2足の草鞋ならぬ、何足もの草鞋を履いている人。

私の好きな人でもあり、憧れでもあり、目標の人でもあるんです。
多分、現実でそういう人と出会ってしまったら、
私、大変なことになると思います。笑(そんな気がします。笑)

あわよくばパートナーになれれば嬉しいですけど、
まずは、お友達になってみたいですね。
そういう人と、いつか出会えるといいな、と思います。
でも、一方で今、私が見えている世界には、
そういう人は絶対いないっていう確信があるので、
まずは私がレベルアップして、もっともっと力をつけて、
そういう人たちがいる世界へ上り詰めていきたいと思っています。

いつか、出会えるといいな。


水瓶座に、少し誇りを持てた。

この本を初めて読んだ時、私は世界が少し変わった気がしたんです。
ま、この本は基本水瓶座の人しか手に取らないと思うので、
水瓶座の人が良い気持ちになるように、
著者の方は書かれていると思います。

それでも、私はこの本を読んで、
「そっか、そうだよね」と気づきや元気を貰えたことも事実。

ここでは紹介しきれませんでしたが、
水瓶座には「とてつもなく強い力」が備わっていることを知りました。
ただ、それを生かすも生かさないも、私次第だと思います。

宝の持ち腐れ、とよく言いますが、
もしその力が私に備わっていたとして、
まだタネの状態で発揮していないのであれば、それこそ、「宝の持ち腐れ」

この力を鍛えるために、
今の私ができることを最大限に行っていこうと思います。

今はタネかもしれないけど、
いつか、そのタネが芽を出して、蕾が出てきて、
花咲す日が来ることを願って、これからもただ動くしかないですね。

がんばります。


おりょう☺︎

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