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今が、絶妙な時期ってことか。

2021/2/13 芸能記録no.27「ドラマのタイトルが、どんどん長くなる理由とは?」

先程、Yahooニュースでこんな記事を見つけました。ドラマ好きからしたら、見ないわけにいかないというか、勝手に手が動くというか、無意識にページを開いてました。笑

今日は、「なぜドラマのタイトルが長くなるのか」という謎に迫ります、


現在放送中のドラマ。

1.「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」(テレビ朝日系)
2.「青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-」(カンテレ・フジテレビ系)
3.「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」(テレビ東京系)
4.「今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕」(テレビ東京系)
5.「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」(読売テレビ・日本テレビ系)
6.「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」(テレビ東京系)
7.「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(テレビ朝日系)
8.「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(日本テレビ系)
9.「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)
10.「でっけぇ風呂場で待ってます」(日本テレビ系)
11.「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系)
12.「あなた犯人じゃありません」(テレビ東京系)
13.「レッドアイズ 監視捜査班」(日本テレビ系)
14.「ここは今から倫理です。」(NHK)
15.「君と世界が終わる日に」(日本テレビ系)
16.「直ちゃんは小学三年生」(テレビ東京系)

26作品中、なんと16作品が10文字以上のタイトルを採用しているそうです。なんと!

確かに思い返してみると、昔はそれほど長いタイトルは無かったなぁと思います。あったらあったで、珍しいというか。でも、今はいつの間にか長いタイトルのドラマが大半を占めているので、その違和感に全く気づきませんでした。笑


その理由とは。

1番の理由は、「第1話を見てもらうため」の分かりやすさ。

基本的に連ドラは第1話を見てもらえなければ、第2話から最終話までの約2カ月半を棒に振ってしまうケースが多いため、「第1話を何としてでも見てもらいたい」のが本音。長いタイトルは視聴者に内容をイメージさせ、興味を持ってもらうためのものであり、各作品のホームページにある「はじめに」の文章をギュッと凝縮させたようなものなのです。

確かに、タイトルでどんなドラマなのかある程度分かるものが多い気がします。

1.「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」(テレビ朝日系)は、おそらく脚本の奮闘生活が描かれているんだろうな、って分かるし。

8.「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(日本テレビ系)これなんて、もう、直球すぎて。笑

ネットの普及で多彩なエンタメコンテンツが好きな時間に好きな場所で楽しめるようになり、ドラマはこれまで以上に分かりやすくアピールしなければ選んでもらいにくい時代になりました。

だから、ドラマはドラマなりにアピールをしているのか。なるほど。

以前は「タイトルは短く言い切れるものにすべき」「『どんな内容なのかな』と想像させた方が見てもらいやすい」という考え方がありましたが、最近では「思っていたほど視聴者に伝わらなかった」という失敗を恐れて、保険をかけるように長めに設定するのがセオリー。また、「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)が「逃げ恥」と略されて連呼されるようになったほか、視聴率の面でも成功を収めたことで、それに追随する流れが生まれています。


一方で。

視聴習慣のある枠ほどタイトルは短い、とのこと。

現在放送中の短めタイトルドラマは、こちら。

「にじいろカルテ」(テレビ朝日系)、「知ってるワイフ」(フジテレビ系)、「俺の家の話」(TBS系)、「ゲキカラドウ」(テレビ東京系)、「おじさまと猫」(同)、「その女、ジルバ」(東海テレビ・フジテレビ系)

確かに、短すぎて内容は伝わってこないですね。「知ってるワイフ」は、アリスちゃんと、大倉くんと、大好きな松下洸平さんが出ると知っていたから1話を見たものの、まさかタイムスリップして未来を入れ替える話だとは思いませんでした。


 長いタイトルの作品に比べると、やはり、「どんな内容なのか分かりにくい」という作品が多いのではないでしょうか。しかし、「にじいろカルテ」の放送されているテレビ朝日の木曜午後9時台は固定視聴者の多いドラマ枠のため、これくらいの内容説明でも第1話を見てもらえる可能性が高いでしょう。

放送枠が確立していて、すでに固定の視聴者を獲得している場合は、短くても大丈夫ということ、か。ほー。

 その意味で、短いタイトルに最も必然性を感じさせるのがNHKの朝ドラと大河ドラマ。「おちょやん」「エール」「麒麟がくる」「青天を衝け」などと短いタイトルが徹底されていますが、これは長年の放送によって視聴習慣が浸透しているからであり、長いタイトルで内容説明をする必要がないのです。

確かに、朝ドラこそ短いタイトルの象徴かと。これまで沢山の朝ドラを見てきましたが、「半分、青い。」も、「まんぷく」も、「エール」も、「なつぞら」も、「スカーレット」も、もはや単語。笑

一言で収まってしまう、このタイトルの短さは、固定の視聴者が居てこそ、だったということですね。妙に、納得。すごく、納得。


しかし…

 ドラマほどではありませんが、バラエティーも長いタイトルの番組が増えています。しかし、あまり長くなりすぎると、視聴者に「タイトルすら読んでもらえず、見てもらうチャンスが減る」というリスクが生まれるだけに、現在がギリギリのラインなのかもしれません。

この記事を書いたライターさんは、こう話されています。短すぎるのもダメ、長すぎるのもダメ、その絶妙なラインが現在なのだと。

これからドラマの内容やキャストだけではなく、タイトルにも注目してみようかな、と思いました。

また新しい楽しみ方ができそうで、ちょこっとワクワクします。笑


おりょう☺︎


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20210213-00083060-otonans-ent







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