集客は「今この瞬間だ!」という潮目を読むこと、その流れを自分である程度は意図して設計すること、【人気の種】を作っておくこと、が超大事だというお話
「イベントで人気ブースになるには」通算68名のご参加「なるるな at home」での有料セッションも満席
昨日は怒涛のオンラインイベントデーでした。私のひとり主催のZOOM講義に28名様のお申し込み(過去の開催を合わせて、この講義にご参加していただいた延べ人数は約68名にのぼります)、そして午前と夜とで参加していたオンラインイベント「なるるなat home」では、事前予約で満席のうえ、見学席も人がいっぱい。ありがたや…!!昨日昨夜、一緒にSNS循環整理を楽しんでくださった皆様、本当にありがとうございました^^。
イベントに出展してくれるみなさんに「ぜひイベントで人気になってちやほやされちゃってほしい!」➡「だってそれがイベントが盛り上がる道なんだもん」という、主催側の切なる本音と本気をがっつりと入れさせていただいた講義、「イベントで人気ブースになるには」をZOOMで開催。こんなにもたくさんの人に「どうやって事前予約で満席を作り出せばいいのか」というお話をした手前、私には絶対にやらねばならないことがありました。それは、「自分自身がひとりでオンラインイベントにでて【事前予約で満席】を創り出すこと」です。だってそうですよね?机上の空論など意味がないじゃないですか。講義で話したことが、本当に実践するだけの価値があるものであることを、講師自身が証明できなくてどうするのでしょう?(と自分で自分を追い込むw「なるるな」に出決めたときはちょっと胃が重かったのはナイショ)
人気になるには、そもそも【人気の種】を作っておくこと
私は、今年の5月にハンドメイドオンラインマルシェを準備期間2週間で開催してしまったため、「日本でほぼ初めてのオンラインマルシェを主催した人」という、(ちょっくら重めの)冠を被ってしまっています。しかもその後もオンラインイベントの主催街道をつっぱしり、気が付けば毎月1回はなにがしかのオンラインイベントを主催している状況です。毎回、どれだけの人に集まってもらえるだろう、ということとは、真剣に向き合ってきました。そこで多くの出展者様を拝見してきて、ふとあることに気が付きました。
「あれ?もしかして、出展者のみんなは『イベントに出て集客しよう』って思ってる?」ということ。
みんな…もしかして、イベントに出れば、人が来てくれると思ってる…?もしかして、素敵な作品やサービスを出していれば、人が来てくれて、価値を理解してくれて、イベント後もリピートするお客様になってくれると思ってる…?イベントに出る出展者が多ければ、それだけ人も集まるだろうから、わたしひとりくらい、さらりと1回告知しとけば大丈夫だろうと思ってる…?
それは違うのよ!!!卵(自分のビジネスの価値を創り、理解者を増やすこと)が先か、鶏(イベントにでること)が先かと言えば、これはもう確実に卵が先!自分のビジネスの価値を創りそれを少しでも広めておいて、【人気の種を作っておくこと】が先なのよ~~~~!そのやり方を知ってるか~~~~い?!
(イベントに出るのは種を作ってからだ!)
って、声を大にして伝えたかったのです。でもそれをどうやったら伝えられるだろう・・・?
ハンドメイドオンラインマルシェに申し込んでくれた人の中だけで勉強会をすればいいだろうか?
いえ。それでは遅すぎます。イベントに申し込んだ時点では、すでに皆様はイベントの準備のために大忙し。「ご自身の仕事の価値を広める」という、繊細さとダイナミックさの双方をオーケストラの指揮者のように根気と本気と本音でコントロールするような仕事をする余力はなくなってしまっている。それにイベント内には、集客以外にもたくさんの勉強会があります。新しいツールを覚えたり、キャッチコピーについて考えたり、プレスリリースについて学んだりします。どんなに時間があっても足りないはず。
それに、この問題はHOM(ハンドメイドオンラインマルシェ)だけの問題じゃなく、すべてのオンラインイベントを主催する人と、出展したい人共通の課題のはずです。
だとしたら、HOMの外部で、イベントよりもずっと前に、独立してやるしかない。
そこで急遽「ういこの部屋」を公開で開催したのです。(それまでは極めて少数の友人知人対象でこっそり開いていたのです)
ドンと勝負すべき舞台は自分で仕込みましょう。
そこで開催した講義が「イベントで人気ブースになるには」という、皆様のお悩みそのものズバリのタイトルです。おかげさまで初開催となった「長月マルシェ」での講義には、午後と夜とあわせて40名ほどの皆様に聴講していただき、とても素敵なご感想を沢山いただきました。
今日、こちらで参加させていただいた事がまさに!ターニングポイントです✨
何事も知って実践するか、しないか?はその人次第だけれど、ういこさんのお人柄で「こんなに教えていただき、やらなきゃだよねー」と大変換です💕
恥ずかしいけど、みんなに聞いてみます(´∀`*) T.A.様
ホントに、なんというか…
気持ちいいほどの「攻め」感がメラメラと火をつけてくださった感じです。
爽快感とでもいいましょうか。
確かに「全ての物事の回り方」変わりました!
ありがとうございました。M.Y.様
最初のピカソのお話からグイグイ引き込まれてしまいました!
最近やっと1人よがりから脱出したところだったので、タイムリーに濃いお話きけて本当にありがたかったです💗
実践していきます♪ M.M.様
FB上でも多くの方にご感想やシェアを頂き、都合がつかずに聴けなかった方から再開催のご要望が多く寄せられました。
そこで、オンラインイベントの団体様にもお声掛けさせていただき、合計4団体様から後援を頂く形で追加開催を決定。
この追加開催日を、「なるるなat home」開催の日の、午前と夜の間の時間帯にぶち込んだのです(もちろん、意図があって!)。
皆様にお伝えしたいこと。
集客は「今この瞬間だ!」という潮目を読むこと、その流れを自分である程度は意図して設計すること、でもそうして設計しても意図せず色々な状況が迫ってくるのを、焦らず恐れずに頭を使って利用すること、追い風が超微風でも吹いてきたら決して逃さないこと、がすごくすごくすごく大事です。そう、つまり、サーフィンです。
(のってるかい?)
冒頭でもお話した通り、この講義を「なるるなat home」の開催時間である午前と夜の間のランチタイムに挟み込んだのには意図があります。
「どうやって事前予約で満席を作り出せばいいのか」というお話をするからには、私が絶対にやらねばならないこと。それは、「自分自身がひとりでオンラインイベントにでて【事前予約で満席】を創り出すこと」今、偉そうに語った自分のブースが閑古鳥だったら、講義内容はクズだということじゃないですか…!でもそれができれば、公開の場で価値証明ができるわけじゃないですか…!というわけで、自分が言ったことを自分で証明する場が必要だったのです。だから、ここにはさみ込んだわけです。ドンと勝負すべき舞台は自分で仕込みましょう。(ちょっとだけ胃が痛いけど!)
というわけで「なるるなat home」では、自分がまずひとりの出展者としてどうすれば集客ができるのか、その実践をしてレポートにまとめようと思いました。考え得る限りの告知バリエーションを試しました。告知の裏では、表からは目に見えない様々な仕込みもしました。おかげさまでイベントブースは満員御礼、見学席もほとんど満席状態でした。
この内容についてはまた別の記事を書こうと思います。イベント出展のための告知が「○○○イベントに出ます~遊びに来てね~」以外の、どんな告知バリエーションが可能なのか、どうやって考えればそのアイデアが出てくるのか、思考法の基礎的な部分について理解できると、また新しい【人気の種のつくり方、撒き方】のコツがわかってくると思います。
(お休みのところすみませんが、また働いて頂きますよ~にゃんこ上司)
ちなみに、一緒のイベントに出ていた、私の大好きな浜松の女性起業家団体の代表、あっかさんのブースも常に満席状態。そして二人してやっていることとか考えていることが、あちこち共通点があってとっても親近感💛あっかさんの流れるような集客方法は、一度サービスを受けてみると感動すると思います。私もそのマメさをみならいたい~。ブログも必見ですよ!
というわけで、10/2はとっても充実したオンラインイベント出展となりました。本当に、オンラインイベントって、出展するほうが断然たのしい気がしちゃいましたよ・・・!いつも主催ばっかりだった私ですが、今回初めて外部団体様へ出展してみて感じたのは、運営さまからのサポートの手厚さのすごさです。こんなにも、私のことをプロモーションしてくれるだなんてありがたすぎる…!
これからオンラインイベントに出展される皆様へ。【運営からのプッシュは使い倒しましょう】。でね、そのためには、【運営がプッシュしたくなるツボ】を自分で設計しましょう(←やっぱり戦略的w)
なるるな主催の吉田葉津美さんはブログの名手です。ご自身の最も得意な武器である「ブログ」を見事に使いこなしています。これね、私がブースで「SNS迷子診断」をしていて皆さんに伝えたかったことなのです。「自分の最も得意なことをやりましょう!」っていうこと。みなさまとってもまじめで努力家さんで、必要と言われればあれもこれも頑張ってしまう。でも千手観音様じゃないんだから、あれもこれも華麗に使いこなすのは無理ですよね…!ブログという武器を最大限に生かしまくっている葉津美さんのブログもご紹介♪
「なるるな」イベント主催様、運営の皆様、お越しいただきました皆様、本当にありがとうございました。
本当の意味で「イベントマスター」になろう!
でも、すべてが成功裡に終わってから、集客において一番大切なことをみなさまにお伝えするのを忘れていたことに気が付きました…!
それはね…!
それはね…!
満席を気にするなっていうこと。
イベントで事前に予約で満席を作る方法を、講義の中では確かにがっつりとお伝えさせていただきました。どうやって人気の種って作るのか。その種をどうやって育てるのか。イベント前に満席なら、自分のブースがにぎわって確かに嬉しい。
でも、どうかそれに囚われないでね。満席がすべてじゃない。完売がすべてじゃないのです。
なぜか。
理由は二つあります。
ひとつは、「だれでも集客は初めてのひとりのお客様からスタートだし、どんなに人気になってもあなたが向き合うのはいつだってひとりのお客様だ」ということです。
いまから10年…いや、20年前か…!私が初めてステンドグラス教室を開いたとき、教室の前の道路に置きチラシをするのだって心臓が口から出そうなほど緊張して恥ずかしくてたまらなかったピュアだったころ(遠い目)…そのチラシを持って初めて体験レッスンに来てくれた最初のひとりの生徒さんが、その後10年に渡りお教室に通い続けてくれました。
集客というと、客を集めると書き、あまりいいイメージが湧かない私です。本当は、ひとりのお客様と出会ってからが大切。その後どんな風に関係を築き、どんなふうに一緒に楽しんで新しい世界を作っていくのかが最も大切なことです。だから、心の中でぜひこう考えてほしい、「いつだって、ひとりのお客様で満席!」って。
そしてもう一つの理由。
それは戦略としての意味です。「あえて少しの空席を作って置くことの大切さ」です。
満席になる。完売する。ということは、その裏では、「受けられなかった、買えなかった」と残念な気持ちになっている人がいるということですよね。そして「イベントに見に来たけれど、あそこのブース忙しそう…別のブースに行ってこよ!」って思うお客様もいるということです。ということは、人気は見せつつも、ほんの少しの空席があるようにうま~くコントロールして、「どうぞどうぞ新規のお客様も大歓迎ですよ」として、その新しいお客様を、みなさんの既存のお客様と一緒に「楽しさ」に巻き込んでいく。これができるのが本当にイベント出展が上手い人!イベントマスターと呼べる人です。
主催として、たくさんの皆様のブースにお邪魔して、色々な様子を拝見していますが、この「イベントマスター」とも呼べるべき人が、ハンドメイドオンラインマルシェには何人もいます。そのほとんどの人が、天然で出来てしまう人です。うらやましいですよね!私もうらやましい!w
でも私は根っからの分析魔です。なぜできないのか。出来る人とできない人の違いは何なのか。できない人が見えていないことは何なのか。それを言語化して伝えることは出来るか。そういったことを考えることにどうやら適性があるのかもなあ~と思えてきた次第です。
(こちらは腹黒会のみなさま。売れっ子さんたちはやっぱりちゃんと「考えて、仕込んでます」)
というわけで皆様、今日からすぐにも【人気の種】を作って、イベント出展で種を飛ばす準備をしましょう♪
よろしければサポート(投げ銭)いただけましたら嬉しいです。