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ConTechLab2023【効率化と進化をもたらす建設業界SaaSツール】開催



はじめに

建設業界のデジタル化とオープンイノベーションを推進するコミュニティ「ConTech LAB」は、2023年7月6日、建築現場で活用できるデジタルソリューションと題しました建設DXに関するオンラインイベントを開催しました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、様々な業界のDX化が進んでいます。建設業界も例外ではなく、デジタル化の急速な発展に伴い、業界構造や仕組みが変化しつつあります。

今回は、建築現場で活用できるDXツールについてどのようなサービスがあるのか、サービス導入のコツは何か、などについて登壇者の皆様よりご紹介いただきました。

イベント概要

日時:2023年07月06日(水) 13:00開始 15:00終了
場所:オンライン(Zoomにて開催)

12:45 開場
13:00 イベント案内
13:05 開会挨拶
13:10 取組み紹介① 株式会社 クアンド
13:25 取組み紹介② 株式会社 アルダグラム
13:40 取組み紹介③ 株式会社 ダンドリワーク
13:55 取組み紹介④ 株式会社 ARTISAN
14:20 ソリューションQ&A「建設DX導入のコツと効果」
15:00 終了

<開会挨拶>
・角田 瞳 
 ▷ConTechLAB事務局/ 株式会社桐井製作所 東京支店 イノベーショングループ
<パネリスト>
・梅田 絢子 
 ▷株式会社 クアンド CRO
・川﨑 哲平 
 ▷株式会社 アルダグラム セールス本部 SMB Unit ユニット長
・北原 裕太
 ▷株式会社 ダンドリワーク フィールドセールスチーム マネージャー
・岡田 光正 
 ▷株式会社 ARTISAN代表取締役
<モデレーター>
・對馬 達朗

 ▷ConTech LAB 事務局/株式会社桐井製作所 営業統括部 ソリューション営業グループ マネージャー

まずは、ConTechLAB 運営メンバー /株式会社桐井製作所の角田氏より、ラボの取り組み及び桐井製作所ついてご紹介をいたしました。

建設DXに取り組み4社からの事業紹介


登壇企業① 【株式会社クアンド】


登壇セッション冒頭には、株式会社クアンドよりCROの梅田氏に現地調査や検査等で遠隔でコミュニケーションが取得できるサービス「SynQ Remote-シンクリモート」についてご紹介いただきました。テレビ電話では伝わりづらい「あれ」「それ」「そこ」などの指摘箇所を、視覚的に共有するメリットや方法を取り上げて頂きました。
建設業界から製造業、施設・設備メンテナンス業界まで幅広く活躍しているサービスになります。

登壇企業② 【株式会社アルダグラム】



続いて、株式会社アルダグラムよりセールス本部SMB Unit ユニット長の川﨑氏に、建設業、不動産業、製造業、運送業など、あらゆるノンデスクワーカー向けのプロジェクト管理アプリ「KANNA」についてご説明を頂きました。
ITリテラシーの低さや、高齢化が課題の業界において、高いカスタマイズ性や現場ヒアリングにより作りこんだUIにより、直感的かつ、本当に必要な機能だけを搭載することによって、利用率、口コミ評価の高さを実現しております。

登壇企業③ 【株式会社ダンドリワーク】


続いて、株式会社ダンドリワークよりフィールドセールスチーム マネージャの北原氏に、現場の図面や写真、工程、受発注などの情報を一元管理できる建築現場の施工管理アプリ、「ダンドリワーク」のご紹介を頂きました。
工事業もされているという事で、現場のニーズをダイレクトにプロダクトに反映させる事に加えて、現場を知り尽くしたプロ人材がサポートにあたっているという事で、導入ハードルを下げることを実現しておりました。

登壇企業④ 【株式会社ARTISAN】


登壇セッションの締めは、株式会社ARTISANより岡田社長に、中小規模の工事・メンテナンス会社のための業務管理システム「現場Hub」のご紹介を頂きました。社内の案件・業務情報を一元化することで「いつ・どこ・だれ」でも仕事ができるようになり、仕事の効率化、社員の労働時間の削減や顧客対応のスピード・質の改善に貢献するプロダクトをリリースされました。
また、社長自身も前職で身近に工事会社を見てきたということで、現場でのリアルなペインをダイレクトに解決されておりました。

ソリューションQ&A「建設DX導入のコツと効果」

最後に、登壇頂いた皆様に加えて、ContechLAB運営メンバー 對馬氏がモデレーターとして加わり、「建設DX導入のコツと効果」についてソリューションQ&Aを実施しました。

40分ほどのセクションでしたが、各社サービス導入にあたっての障壁や、実際の費用対効果、ユーザーからのリアルな感想など、4社の皆様のご意見を伺うことができました。

また、事前質問で頂いた、「サービス導入企業の会社規模の違いに伴って生じる、導入障壁の差異に関して」にもご回答いただき、導入のコツや導入後の浸透のノウハウ等を把握する事が出来ました。

終了後には、個別にお問合せも頂いており、複数のプロジェクトが立ち上がり始めています。今後も建設DXを切り口に様々なテーマ、エリアでイベントを開催します。登壇やコラボレーションをご希望の方はお気軽にお問合せください。

終わりに

今後もオンラインイベントの開催を通じて、建設業界のデジタル化・オープンイノベーションに関心のある方向けのネットワーキングを実施します。近日詳細を発表しますので、ConTech LABのウェブサイトか公式SNSアカウントをご覧頂けますと幸いです。さらに、国内外の建設テック動向の調査、とりまとめや、建設関連事業者とスタートアップの協業支援、マッチングも実施していきます。

ConTech LABとは
ConTech LABは、株式会社桐井製作所が運営する建設業界のデジタル化とオープンイノベーションをサポートするプラットフォームです。「建設業界のイノベーションに関わる人々のエコシステムを創る」をミッションに掲げ、定期的なMeetupイベントの開催や業界の業務効率化、建設事業者とスタートアップの協業支援など幅広く実施します。

桐井製作所とは
1964年会社設立。建築用金属製品の製造販売会社。内装建材のメーカー、商社としての機能をもち、顧客数は全国で5,000社を超える。
建物の天井、壁など内装仕上げに使用されている鋼製下地材で国内約40%のシェアをもつ業界トップ企業。
2005年の8・16宮城地震を機に耐震天井の研究開発を本格化させ、それまで認識されていなかった天井の耐震化という概念をつくり出して設計提案などを手がける一方、地方自治体や民間デベロッパーなどの施主に対して天井の耐震化の助言を行う。
耐震天井の施工品質向上のため日本耐震天井施工協同組合の創設にも協力し、メーカー、施工業者、設計者が一体となった耐震天井の導入、普及活動に注力している。

ConTech LAB WEBサイト・SNS一覧
ConTeach LAB WEBサイト
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メール(担当:ConTech LAB 下尾)
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