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ConTechLab2024【デジタル時代の建設IT企業が導く変革と成長】開催


はじめに

建設業界のデジタル化とオープンイノベーションを推進するコミュニティ「ConTech LAB」は、2024年03月07日、建築現場で活用できるデジタルソリューションと題しました建設DXに関するオンラインイベントを開催しました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、様々な業界のDX化が進んでいます。建設業界も例外ではなく、デジタル化の急速な発展に伴い、業界構造や仕組みが変化しつつあります。

今回は、建築現場で活用できるDXツールについてどのようなサービスがあるのか、サービス導入のコツは何か、などについて登壇者の皆様よりご紹介いただきました。

イベント概要

日時:2024年03月07日(木) 13:00開始 15:00終了
場所:オンライン(Zoomにて開催)

12:45 開場
13:00 イベント案内
13:05 開会挨拶
13:10 取組み紹介① 株式会社 補助金ポータル
13:25 取組み紹介② 株式会社 グローバ
13:40 取組み紹介③ 株式会社 CORDER
13:55 取組み紹介④ 株式会社 batton
14:20 ソリューションQ&A「建設DX導入のコツと効果」
15:00 終了

<開会挨拶>
・角田 瞳
 ▷ConTechLAB事務局/ 株式会社桐井製作所 東京支店 イノベーショングループ
<パネリスト>
・武衣 貴志 
 ▷株式会社 補助金ポータル コンサルティング事業部 課長
・深澤 英一 
 ▷株式会社 グローバ クラフタ事業部パートナーチーム マネージャー
・田邊 健人
 ▷株式会社 CORDER 代表取締役社長
・笠井 博志
 ▷株式会社 batton DXコンサルティング事業本部 本部長
<モデレーター>
・對馬 達朗

 ▷ConTech LAB 事務局/株式会社桐井製作所 営業統括部 ソリューション営業グループ マネージャー


まずは、ConTechLAB 運営メンバー /株式会社桐井製作所の角田氏より、ラボの取り組み及び桐井製作所ついてご紹介をいたしました。

建設DXに取り組み4社からの事業紹介


登壇企業① 【株式会社 補助金ポータル】

登壇セッション冒頭には、株式会社補助金ポータルよりコンサルティング事業部の釜谷氏に補助金に対する考え方や位置付けに関してお話頂きました。
株式会社補助金ポータルは、大手企業から中小企業まで、様々な補助金の申請サポートを行っております。
セミナーでは、特定の補助金の紹介ではなく、会社として補助金をどう捉え、どのように経営戦略に落とし込んでいくのか、そして今どのような枠組みが増えているのかという部分をお話しいただきました。
国策と民間企業をつなぐプラットフォームになるという指針の下、月間1000件の補助金相談に対応していました。

登壇企業② 【株式会社 グローバ】

続いて、株式会社グローバよりクラフタ事業部パートナーチームの深澤氏に「クラフタ」についてご説明頂きました。
「クラフタ」は建設業界に特化したチャットツールになります。
既存のチャットツールを建設業界の方々が利用するデメリットとしましては画像の容量が大きい、情報を遡ることが難しいなど問題があります。
その点をクラフタでは、「資料の保存期限をつけない」「検索性をUP」「現場単位での写真を保存」などの機能を設け解決に向けて動いていました。
また、広告モデルのため利用料が無料ということで非常にスタートしやすい点でもお話しいただきました。

登壇企業③ 【株式会社 CORDER】

続いて、株式会社CORDERより代表取締役社長の田邊氏に、「CORDER見積管理クラウド」のご説明を頂きました。
今回の説明サービスとは別に、CORDER社は、「CORDER積算代行」など、建設業界の深い課題を解決しておられました。
建設業界は、見積の依頼業務・見積の精査・記入/転記にかなりの時間を要します。
また、業界の高齢化が進んでおり、若い人たちの流動性が低いことが問題になっております。
そこに対して、価値を提供することによって建設業界全体の効率化を考えていらっしゃいました。

登壇企業④ 【株式会社 batton】

登壇セッションの締めは、株式会社battonよりDXコンサルティング事業本部 本部長の笠井氏に、「FAXバスターズ」のご説明をいただきました。
どこの業界でも、取引先ごとに「発注書のフォーマットがバラバラ」という問題を抱えております。
また、その発注書を目視し、手入力でデータベースに蓄積するというシンプルな作業量が莫大なものになっております。
「FAXバスターズ」は、複数の帳票と出力データを同じ画面上で比較・修正でき、業務の大幅効率化に尽力されておりました。

ソリューションQ&A「建設DX導入のコツと効果」

最後に、登壇頂いた皆様に加えて、ContechLAB運営メンバー 對馬氏がモデレーターとして加わり、「建設DX導入のコツと効果」についてソリューションQ&Aを実施しました。

40分ほどのセクションでしたが、各社サービス導入にあたっての障壁(導入企業の規模感から生じる差異)や、導入後の費用対効果や期待できるパフォーマンス、サービスを導入する目的と具体的なHOWなど、4社の皆様のご意見を伺うことができました。

終了後には、個別にお問合せも頂いており、複数のプロジェクトが立ち上がり始めています。今後も建設DXを切り口に様々なテーマ、エリアでイベントを開催します。登壇やコラボレーションをご希望の方はお気軽にお問合せください。

終わりに

今後もオンラインイベントの開催を通じて、建設業界のデジタル化・オープンイノベーションに関心のある方向けのネットワーキングを実施します。近日詳細を発表しますので、ConTech LABのウェブサイトか公式SNSアカウントをご覧頂けますと幸いです。さらに、国内外の建設テック動向の調査、とりまとめや、建設関連事業者とスタートアップの協業支援、マッチングも実施していきます。

ConTech LABとは
ConTech LABは、株式会社桐井製作所が運営する建設業界のデジタル化とオープンイノベーションをサポートするプラットフォームです。「建設業界のイノベーションに関わる人々のエコシステムを創る」をミッションに掲げ、定期的なMeetupイベントの開催や業界の業務効率化、建設事業者とスタートアップの協業支援など幅広く実施します。

桐井製作所とは
1964年会社設立。建築用金属製品の製造販売会社。内装建材のメーカー、商社としての機能をもち、顧客数は全国で5,000社を超える。
建物の天井、壁など内装仕上げに使用されている鋼製下地材で国内約40%のシェアをもつ業界トップ企業。
2005年の8・16宮城地震を機に耐震天井の研究開発を本格化させ、それまで認識されていなかった天井の耐震化という概念をつくり出して設計提案などを手がける一方、地方自治体や民間デベロッパーなどの施主に対して天井の耐震化の助言を行う。
耐震天井の施工品質向上のため日本耐震天井施工協同組合の創設にも協力し、メーカー、施工業者、設計者が一体となった耐震天井の導入、普及活動に注力している。

ConTech LAB WEBサイト・SNS一覧
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メール(担当:ConTech LAB 下尾)
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