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煉獄杏寿郎から学ぶSVの行動

今回のテーマは、「煉獄杏寿郎から学ぶSVの行動」です。

煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろうと読みます)とは、誰でしょうか?

はい、あなたもご存知の「鬼滅の刃」に出てくるキャラクターの一人ですね。
映画の無限列車編では、重要なキャラクターの一人になっています。

https://kimetsu.com/anime/character/?chara=c05

この人です。

先日、映画館で、少しブームが去った感のある「鬼滅の刃」を見てきました。

ほとんどの方は、ご存知だと思いますが、知らない方もいらっしゃるかと思いますので、
簡単に物語を説明すると・・・

物語の舞台はなんと、大正時代です。

主人公の竈門炭治郎(かまど たんじろうと読みます)は、鬼に大切な家族を全員殺されてしまいます。

唯一、妹の禰豆子(ねずこ)は生き残りますが、悲しいことに鬼にされてしまいます。

悲しみにくれた炭治郎は妹を鬼から人間に戻すため、そして、家族の仇を討つために鬼を討伐する組織である「鬼殺隊(きさつたい)」への入隊を志願します。

そこで、色々な仲間と出会い、鬼をやっつけていくというストーリーです。

そして、今回の無限列車編という映画で竈門炭治郎たちと鬼に立ち向かうのが煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)という人物です。

鬼殺隊には、階級制があり、煉獄さんは、最強の階級である「柱(はしら)」に属しています。

映画のストーリーは、ネタバレになってしまうので、あまり話しないことにしますが、煉獄さんは、こんな特徴を持っている人物です。

1.後進を育てる気持ちを持っている

煉獄さんは、こんなことをいいます。
「竈門少年、 猪頭少年、 黄色い少年、 もっともっと成長しろ。そして、今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ。俺は信じる。君たちを信じる」

オペレータからSVに昇格した人は、SVになることがゴールになっている人がいます。

そんな人は、SVになった途端目標を見失い、やる気を無くしてしまいます。

SVになることは、単なる通過点に過ぎません。

次を目指さなければならないのです。

しかし、次のキャリアを目指すには、自分の後釜、つまり後進をしっかり育成しておく必要があります。

私が大型センターのマネージャーをやっていた時に、あらゆる知識や経年を自分の中に溜め込んでました。
センターからの異動が決まり、後任のマネージャー候補がセンターにやってきました。

しかし、私は、ほとんど教えることはしませんでした。

異動することで、「寺下さんがいないと困る」そう周りの人に言ってもらったり、思われたかったのだと思います。

しかし、その時に上司から言われたことがあります。

「寺下さんがこのセンターからいなくなって、うまく回っていることが寺下さんの成功です」

私は、ハッとしました。

自分が後進を育てずにセンターを去ろうとしていたからです。
そこからというもの、サブマネージャーをマネージャーに昇格させ、半年間、つきっきりで席も隣にして、本気で教えました。

その結果・・・
私がいなくなっても、ちゃんとセンターは回るようになったのです。

2.ブレずに強い信念で行動する

鬼になることを勧められた煉獄さんは、どんな状況に追い込まれようとも鬼になることはありませんでした。

その時に煉獄さんは、こう言いました。
「俺は俺の責務を全うする!!ここにいる者は誰も死なせない!!」

SVも大事な施策を実行しようとする場合、周りの反対に遭遇することがあります。

しかし、これはセンターにとって、大事で実行すべきと思ったことについては、ブレずに実行することが必要となることがあります。

私もセンターで、新しい施策について、SVから反対意見を言われることがありました。

そんな時、自分は、一人一人を回って、説明したのです。

多分、今までならば、反対意見を言われた途端、施策を撤回していたと思います。

しかし、この施策の実行することの重要性を一人一人に説明し、実行することがセンターにとって必要だと感じた私は、諦めませんでした。

今振り返っても、大事な施策については、ブレずに実行したことが良かったなと思っています。

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