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『 Z世代のサードプレイス 』

以前にも「サードプレイス」について触れたことがありますが

今回は「Z世代」にとってのサードプレイスについてです


改めてサードプレイスとは

アメリカの都市社会学者レイ・オールデンバーグ氏が

1989年に提唱した概念のようです

人が生活をする上でまず2つの場所があります

「ファーストプレイス」は「家」

「セカンドプレイス」は「職場や学校」があります

次に

「サードプレイスは」「家」や「職場、学校」以外の居心地の良い場所

これを「サードプレイス」と呼ぶようです


・人が集まることによりコミュニケーションが生まれる場所

・日常(家庭や学校)から離れて過ごせる場所

・地域の中に存在し活動できる場所


このように言われております


先日、ボーイスカウト指導者の方と話をする機会がありました

もちろん私も経験者で現在も多少関わらせていただいております

現在、ボーイスカウト人口も減少気味で

これは小児人口減少の影響はもちろんなのですが

どうも価値観の変化も関係しているのではないか

我々オジサン世代が少年の頃、活動してきた頃と今とでは何かが違う

という話題になりました


我々にとってのボーイスカウトという存在はどうだったか振り返ると


・学校でもなく、家でもない場所

・仲間と会える場所(その場所に行けば仲間が居る)

・年代も幅広く年下から大人まで交流できる場所

・野外活動により非日常を体験できる場所

・厳しい訓育でも成功体験ができる(訓練ではなく訓育という)

・教師や親から離れ自分達で律する中で過ごすことができる


今から思うとこんな環境にどっぷりだったような気がします

その頃はこんな気難しいことは考えているわけでもなく

ただただ楽しくて仕方がないっといった状況でした


では、現在のZ世代(青少年)たちの「サードプレイス」の環境はどうなのかというと


・暮らしの中での遊びの場

・学校以外での学びの場

・スポ少、サッカー、野球、ボーイスカウト

・子ども食堂

・スマホでのSNSの繋がり


この中でも最も多いと思われるのは「SNSの繋がり」かもしれません

SNSの繋がりだとリアルに会うこともないですし

わざわざリアルに会う必要もないのかもしれません

それを我々オジサンにとっては

「冷めている」と感じてしまうのかも知れません

我々オジサン世代は、ネットとリアルのハイブリッドが好きですし

日々ストレスにさらされている人間にとっては

「サードプレイス」に癒しを求めています


しかしリアルにしか体験できないこともあるのは事実で

特に野外活動などは、非日常の連続であり

野営(キャンプ)は、常に何かをしようとしても不便です

食事の調理から後片付け、テントを張ったりと

小さな成功体験の積み重ねとなります

これらを体験することにより

青少年は大きく成長していくことができるのかも知れませんね


やはり「ボーイスカウト活動」というものは

良い体験ができるのかなと思います

今まで私もお世話になってきましたので

これからも「Z世代」のサードプレイスを提供できるきっかけを

考えていきたいと思います


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