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鳩にとっての人間とは?
先週末からの大阪出張、金曜から日曜朝までの2泊3日。
新大阪駅に到着。
新幹線のドアが開く。
「足元きーつけさいな」
「あんたこそな」
私の前の老夫婦の会話。
「おっとっと、転びそうになったわ」
「中途半端に転んでも保険金でーへんからもっと勢いよくいかんと」
目の前で新喜劇が始まる。
昼、理学療法士の経営者、その社員さんたちと会食。
うどんを食べながら未来のビジョンを聞く。
キラキラしているな、眩しいぜ。
このnoteにもよく書いているが20代の経営者と会うことが最近増えた気がする。
共通しているのが真っすぐ私の目を見ながら話をしてくること。
一般社員の20代の方は目がぶれるような気がする。
会食が終わり、散歩をしながらホテルに向かう。
鳩が群がっている。
少し近づいただけで一斉に鳩が飛び立つ。
おいおい鳩よ、別にお前に危害を加えようと何て思ってないぜ。
と思いながらもこれが鳩なりのリスク管理なのだと考えながら歩く。
目の前にいかにも悪そうな若者が夕方なのに10人くらいお酒を飲みながら群がっている。
歩いている反対側に進路を変える私。
そうか、これだ鳩の心理。
別に危害を加えられないと思うが、リスクを減らした方がいいよね、という反射的行動。
そんな鳩から学びを得て、夜は再び会食。
その会食メンバーの1人に最近創業した男性がいた。
その男性は元々企業に対してセミナーを販売していたが今回思い切って「コンサル」として独立をした同年代。
凄く人をつなぐのが上手な彼、営業能力に長けていると思う。
「で、コンサルって何をやるの?」
「会議に自分が入ることで経営者とスタッフを円滑にしていくことをやっているし、これを広げていこうと思うんだよね」
なんか私の創業期に似ている。
ふわっとしている。
私の場合は介護に特化していたので介護の人と認知されたが、この方の場合は結局何をやる人がわからない。
「もうちょっとわかりやすくいうと何なの?」
「うーん、経営者と現場の翻訳家かな」
さっきよりは具体的だか、まだまだ分かりづらい。
「社内研修をやってくれる人ということであってる?」
別の参加者が質問する。
「研修もやるんだけど、経営者のビジョンを言語化して現場に伝えていくって感じかなあ」
うんうん、何となく本人がしたいことは分かるけどじゃあお願いしますにはなかなかならないだろうなあ。
しかも他者に紹介するときに紹介しづらい。
社内研修をしてくれる人、の方がまだ紹介しやすいね。
ふと、鳩を思い出した。
人間=危険と思って行動している鳩、鳩にとって「人間」のような存在になること、つまり〇〇だったらあの人、と思わせることが出来るのか、を考えていきたいね。
弊社は今まで介護コンサルで自己紹介をしていた。
しかし最近は介護&採用というフックでいろんな会社様のご縁をいただいている。
しかししかしもっともっと分かりやすく絞っていく必要はありそうだね。
でも、最近は充実感があるね。
新しく加わるメンバーもいる。
楽しみしかない。
翌日は昼大阪天満宮に1人で参拝に行き、近くの中華料理店で1人で乾杯。
夕方、半年ぶり参加の医療系経営者の集まりへ。
主催者の経営者と入口で会う。
「しみずさん順調そうですね、顔色がいいもんねー」
たぶん昼間のビールせいだが、充実感は顔に出るよね。
よし、今日も充実した1日にしていこう!顔色は大事だ!
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