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「やってみないと分からない」が「やってみる前にやらなきゃいけないこと」がある

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今週オンライン会議も多く、
「あけましておめでとうございます」
からの
「年末年始はゆっくり出来ましたか?」
が冒頭のアイスブレイク。
しかし今年はこの回答
「私が(家族が)体調を崩しちゃって年末年始何もできなかったですよ」
と答える方がしみず調べで30%くらいの割合でいます。

この確率ヤバくないですか?
ざっと思い出すだけでもこのアイスブレイクトークをしたのは20人くらいいると思う。
体調悪かったと答えた人を思い浮かべると…6人はいるな、と。
よって30%ということです。
コロナウイルス、胃腸風邪、インフルエンザ、家族の介護、それぞれいろんな理由でしたが皆様、体調には気をつけながら活動していきましょう。

先週の社内メンバーmud(マッド)さんと打ち合わせ。
自社の集客のために無料セミナーを実施してみては?と私が提案。
Mudさんが昨年秋に加わった他メンバー(女性)に相談したところ
「メールアドレスが掲載されている介護事業者を自動的に抽出して、バッと送っちゃえばいいですよね?」
大胆な発想。
この女性、非常にITリテラシーが高い主婦、我々にとっては心強い。
また、男気のある性格なので仕事も依頼しやすい。
ということでmudさんがこのメンバーと相談しながらどのような内容でどのようなタイトルで何通くらい送ればいいのか考えていました。

中間報告をmudさんから受ける。
①とりあえず300通くらいに送ろうかと思っていること
②セミナーの時間や回数の相談
③セミナーのタイトルの相談
大きく分けてこの3つ。
他のタスクもありmudさんとしては
「少し延期も…」
ということが一番伝えたい内容のように聞こえたが、
「まずやってみよう、トライ&エラーだ!」
ということで一回メールを送ること、これをゴールに設定した。
メールが開封されているのか、そこからの問い合わせがどれくらいあるのか、やってみないと分からないことばかり。
ごちゃごちゃ考える前にやってみよう!

数日し、別案件の仕事がたまたま立て続けに依頼が。
mudさんにはそちらの対応を優先してもらい、セミナーのプローションは一旦私が引き取ることに。

さてさて、まずメールを送るためにはセミナーのキャッチ―なタイトルと考えないと…。
そもそもセミナーで集客している人に聞いてみるのがいいよね、今日打ち合わせの際に聞いてみよう。
その会社は現在我々の事業のビジネスパートナー。
セミナー集客のプロである。
ここだけの話、ということでざっとコンバージョン率を聞いてみた。

メール開封率は5%程度、
そのうち参加者は1%、
参加者からの面談希望も1%。

やっぱりそれくらいなんだな。
ん、自社でやろうとしていることに当てはめると…
メールを300通送付
→メール開封率5%とすると15通
→そのうち1%の参加者だとすると0.1件…
うん、我々よりも年数も長く、規模も大きくマーケも行っている会社よりも10倍効果が出る可能性は無い。
となると1件も来ない。

「やってみないと分からない」
そうだが調べられることは調べないと「やったというアクション」しか検証材料が無くなる。
また、やってみるよりも止める方が時間はかかる
さらに、トップがやると言っていることを「止めましょう」となかなか言えない

たぶんこのようなケースは他社には理路整然と指摘や警笛を鳴らすだろう。
しかしこれ、自社だと見えなくなるんだよなあ。

いやあ、年始早々いい勉強が出来た、今年もツイています、しみずは!

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