見出し画像

前職の上司以来2年ぶりに「なぜなぜ問答」で詰められる

日曜日公園に行き子供たちは水遊び。
暑くなってきたとはいえ、まだ水に入るには肌寒いなと思っていた私だが子供たちはお構いなく水に入って遊ぶ。
無邪気でいいな、と思っていたが月曜日の朝、小2の息子の身体が熱い。
熱を測ってみると37.4℃。その日は学校を休ませることに。

次の日、熱が下がったので学校へ行く息子。
昼頃、熱は無いものの体調がすぐれないという事で早退。
水曜日朝、朝起きてきた息子が私にいきなり話しかけてくる
「パパ、まだしんどいからね」
そうかそうか、熱もないがしんどい時はしんどいよね。
休むのか?と思いきや頑張って学校へは行った。

昨日は在宅勤務の私。
オンラインミーティングが8本、効率的に業務ができ非常に有難いと思う反面、バッファが少なく疲労感は残る。
リアル会議の際はそれだけの本数こなせなかったが、会議の合間の移動時間が無駄なように見えて適度な息抜きになっていたんだよな、と解釈することもできる。

最後のオンラインミーティングを19時半に終える。
息子はテストが綴ってあるファイルを持っていた。
「テスト返ってきたの?見せてよ」
「パパには見せたくない」
「何で?見せてよ。別に悪い点でも怒らないよ」
「嫌。絶対に嫌」
これは点数が悪かったテストがあるんだな。
100点取ったらお小遣いをあげる制度の我が家なので100点だったら必ず自分から見せに来る。
「分かった、見せたいのだけ見せてくれたらいいよ、ファイルにも触らないから教えて!」
「…分かったよ」

まず1枚目は国語のテスト。
95点。
どこだ、どこが違ったんだ。
「日気を書く」
惜しい、「気」じゃなくて「記」だね。
「これ間違っちゃった」
よしよし、漢字の間違いは仕方ないよ。
私も昔よく間違えた。
「くちびる」という漢字の問題で「唇」が答えなのに、自信もって「口唇」と書いて不正解だったときはGLAYを恨んだ。
#分かるかな?
#久しぶりのハッシュタグ 
#私と同じ世代ならばわかるはず 

次のテストは算数、90点だ。
どこを間違えた?
距離の差を求める問題か。
簡単に問いを要約すると
「太郎さんは花子さんまで1m30cm、二郎さんまで3m20cm、どちらがどれだけ太郎さんから遠いでしょう」的な問題。

我が息子は1m30cm-3m20cm=2m10cm。
どういう考え方をしたのだろう。
たぶん1m-3mで2m的な考えをし、30cm-20cmで10cmとしたのかな。
「どっちが長い?」
「3m20cm」
「大きい方から小さい方を引かなければダメだよ、で、ひっ算は習ったよね、これもひっ算で計算するといいんだけど3.2-1.3を書いてみて」
「点ってなに?習っていない」
小学2年生では小数点は習っていないんだ。
小数の概念分からず、この問題はなかなか難しくないか?教え方が分からない。

算数のテストの裏をめくる。
息子が顔を背ける。
100点じゃん…と思ったら10点!
50点満点だったが10点!
5問中1問しか合っていないぞ!

これは時計の問題。
「午前11時に水族館に到着、午後3時に水族館を出発、滞在時間は何時間?」的な問題。
息子の回答は11-3=8時間。
素直過ぎる回答。
日本語は難しいな、
午前午後で変換が必要だぞ。
マイナンバーカードも混乱しちゃうくらい、日本語は複雑だ。

「午後1時は13時、午後2時は14時だよね、では午後3時は?」
「なんで1時は13時なの?」
「0時が12時じゃん」
「なんでなの?」
「時計見て見て、12までしか数字がないでしょ?」
「なんで12までなの?」
「なんでって、…そう決まっているからそう覚えるしかない」

「なぜなぜ」問答。
前職の上司以来2年ぶり、息子に詰められる。

教え方が下手な私。どうやって教えるのがいいんだろうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?