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経営セミナー受講記⑥~たこ焼き屋かパン屋をやるかもしれない私~

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
繰り返しのアナウンスになりますが、本日20日(月)19:30~メンバーシップ会員限定の座談会「仮面舞踏会」が開催されます。
是非ご参加ください。

さて、私のnoteでおなじみになった「経営セミナー受講記」シリーズ。
今月も金曜日受講してまいりましたー。

今回のテーマは「会計」。
PLやBSといった話が中心になるかなー、ちょっとは自分知っているからなー。
しかし講師から最初から刺さる言葉。
「税理士に決算の為にPL、BSってのを作ってもらっていると思う。それは決算の為。成績表みたいな使い方をしている人が多いんじゃないかな?会計は次の戦略を打つための武器として使っていかないと意味がないぞー」

という事で、講師曰く、小学生でもわかる会計講座の開始。

まずはBSについて。
「資産、資本、負債という表を見たことがあると思う。
350万のプリウスを買うとする。
今、現金で100万ある。
親が200万援助してくれるという。
そして銀行から100万借りられたとする。
BSの左側は買ったもの、右側は買った方法と考えると良い。
つまりまず左側には350万のプリウス、そのプリウスはどのように買ったかというと親からの援助200万(無利子負債)、銀行からの借入100万(有利子負債)、自分の貯金100万(資本金)で現金が50万余っていると思うが、考え方として50万の現金を買った、と考えたほうがいい。
左側が買ったものなのでプリウス350万と現金50万を購入した、その内訳は右側になる。これで左右の数字が合ったと思う」
なるほどねー現金を買うという発想。
このあたりがシックリ来るようになるとBSが捉えやすくなるねー。

次はたこ焼き屋とパン屋の話。
「1000万投資して年200万儲かるパン屋があるとする。100万投資して30万儲かるたこ焼き屋があるとする。あなたが経営者で2000万持っていたらどうするか?」
リアルにどうするだろうね、たこ焼き屋の方が利益率がいいなあ、市況考えずに数字だけで考えるとたこ焼き屋20件2000万でやる、というのが答かな、でも2000万全て私は使わない、1000万くらいは残すと思う、というのが私の回答。

講師が言う。
「2000万という範疇で考えたか否かという所がポイント、2000万あったらたこ焼き屋20件と考える人、たこ焼き屋とパン屋を半分半分と考える人、1000万円は残そうと思う人、いろいろいると思う。でも2000万を基に18000万借入をし2億円にして200店舗たこ焼き屋をやる、と考えた人はいるだろうか?PLで考えるのではなくBSで考えるというのはこのような発想を持つ、ということである」

なるほどね。私も経営スタイルが固く、レバレッジをかけて経営していくという思考をあまり持っていなかった。
しかし、融資が受けられるという事は銀行からも期待されているという事、そのお金をどのように使うことで自社が発展し、社会貢献していけるのかというのを考え続けるのが経営者なのだと思う。

セミナー終了後の懇親会で講師が私の横に来られた。
「自己資本比率は大切だがせっかく会社を経営しているんだろ、自分の金だけでどうにかするという発想だけじゃなくて借りられるものは借りられるだけ借りてやれーと思ってやってみたら?」
檄をいれてもらう。

という事でたこ焼き屋かパン屋をやろうかなと少し考えてしまっていますので、私にあったら全力で止めて下さい。

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