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娘と息子の議論にもう1つ条件を加えて見た

皆様、おはようございます。
先週、週2日更新宣言を初めての記事になります。

ほぼ毎日書いていたので、久しぶりに書こうと思うと少しいつもと違いますね…。

日曜日、久しぶりに子供たちと公園に行くことに。
この夏、プールや水遊びはするものの純粋に公園で遊ぼうという日は暑過ぎて避けていた。

「いつもの公園」か、インスタで見つけた「行ったことが無い公園」か。

娘は行ったことが無い公園に行きたい、息子はいつもの公園に行きたい。

この二人、意見が合うことがほとんどない。
意見が合わないのか、意見を合わせないようにしているのか、たぶん後者だと思う。
大学時代に習った心理学的に言うと「カインコンプレックス」のような。
兄弟間の心の葛藤、競争心や嫉妬心のような。
このあたりはもう一度勉強してみることとする。

まず2人に「話し合いで決めよう」提案する。
「この前、あの公園行ったじゃん、だから新しい所がいい」
長女の主張。
「ボルタリングとトランポリンがやりたい」
息子の主張。
「私、ボルダリングは絶対嫌、やりたくない」
娘が反論する。

息子が主張している公園にはボルダリングがある。
ショッピングモールに入っているボルダリング施設に娘息子と2ヶ月くらい前に行った。
思い出してみると、長女もボルタリングを楽しんで息子とやっていたが、身体の軽さもあるのか、息子の方が最終的に多くのコースをクリアすることが出来た。
公園で楽しむことの一つに自分が出来ることを親に見せたいという欲求があるのだろう。
息子はボルダリングという自分が得意なことを見せたい、もうひとつの公園には何があるのかわからない、ボルダリングという一つ確実なものがある方を主張しているのだ。

一方、長女も反撃開始。
「この前の昼ごはん、かず(息子)が泣いていたからマックにしてあげたじゃん」
確かに。
先週、昼ごはんでも同じような対立があった。
長女は「すきや」を食べたい、息子は「マック」を食べたい。
紆余曲折があったものの息子が泣きだした、それを見て娘がマックでいいよと譲歩したのだ。
前回は私が譲ったでしょ?今回は貴方が譲りなさいよ。
なかなかいい切り口である。

とはいえ当然、息子の主張は変わらない。

「決まらなければ公園は無しで家で勉強になります」

私が条件を付ける。

「それだけは絶対嫌」

ここで2人の意見が合致する。
今までは2人が意見を反目し合っていたのが共通の敵、父親を見つけたので共闘しようとするようになる。

「ボルダリングの公園で鬼ごっこもやろう、やってくれる?」
「わかった、いいよ」
鬼ごっこが好きな娘、鬼ごっこだとまだ娘に負けるのでやりたくない息子。
ボルダリングの公園に行き、ボルダリングだけをやりたい息子だが、その主張を続けると公園に行けなくなり、さらには勉強しなければならないという彼にとっては地獄が待っている。娘も同様だ。

互いの利害関係にもうひとつ一つ条件を入れる。
するとA、BではなくC案が出来、途端に進むことあるよね。

「パパ、決まったよ」
という事でいつもの公園へ。

久しぶりに公園の芝生で鬼ごっこ。
ジムで走っているので私もまだまだ負けない…と思っていたが、切り返しがきつい。
直線スピードでは負けないが、ちょこちょこ切り替えにより踏ん張りがきかない。
子供の成長なのか、私の老化なのか、両方だと思うが確実に子供たちとの鬼ごっこの負けがすぐそこまで来ている。

noteも運動も日々の訓練がやはり大切なのである。

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