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衆に因れば以って寧

冷たい風に舞う落葉。ふと街路樹に目を遣ると木の葉が薄っすら赤や黄に色づき始めた。節気はぴったり紅葉が始まる霜降(そうこう)です。

こんにちは、良仁です。運営スタッフとゲンとサリーを除いて全員海外です。私も年内にあと2回渡航する予定です。それだけ厄介な仕事が増えているということで、今年も忙しい年で終わりそうです。

近くの川沿いの遊歩道を散歩していると川沿いの木々の葉も紅葉が始まっています。学生たちが練習後のレガッタを丁寧に洗って収納していました。

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地球温暖化がどうのこうのと世間は煩いのですが今も昔と同じように大自然の時空は正確に時を刻んでいます。

二酸化炭素地球温暖化然りコロナパンデミック然りワクチン接種然りマスク着用然りプーチンロシア悪人説然りマスコミ偏向報道然り、企業エゴ然り、無能与野党然り、無能官僚然り無能政府然り無能社会然り、有史以来現在まで、今のように世界中の国家をはじめとするあらゆる権力集団が一体となって事実ではない虚構を人民に押し付けた時代はなかった。

職域接種という名のワクチン接種強要に至っては、国・企業・社会が公然と国民・社員・住民を殺害している。一回で殺せなければ二回、二回で殺せなければ三回、三回で殺せなければ…

過っての支配者は人民を武力を使って隷属させた。アングロサクソン人は、武力だけではなくマネーを使って人民を奴隷化する方法を考案した。

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1694年、スコットランド人ウィリアム・パターソンがロンドンのダウンタウン、シティに、株式銀行イングランド銀行 (Bank of England)を開業した。

名誉革命(1688~1689)の結果、1689年 2月からプロテスタントのウィリアム3世とその妻メアリー2世によるイングランド・スコットランド・アイルランド三王国共同統治が始まりました。欧州の覇権を握ろうとしていた英国は戦争・貿易等に充てる潤沢な資金を必要としていた。

イングランド銀行開業の目的は英国への資金提供だった。

1694年7月27日、ウィリアム3世とメアリー2世(William and Mary)の勅令によってイングランド銀行は国営銀行に定められて世界初の中央銀行が誕生した。

これが現在に至るアングロサクソン金融の始まりだった。イングランド銀行を支配したロスチャイルド一族はこれと同じ方法で世界中の中央銀行を支配した。

やがて時代は18世紀の第一次産業革命を経て19世紀20世紀の第二次・第三次産業革命へと進み、企業がアングロサクソン金融市場から多額の資金を調達するアングロサクソン型資本主義が定着した。

結果的に、他人資本を多用する国や企業はアングロサクソン金融権力に隷属し、ローンやクレジットで他人資本に頼る個人もアングロサクソン金融権力に隷属することになった。

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国や企業や個人がマネーのために隷属する社会、マネー主義社会が実現し、「武力だけではなくマネーによって人を奴隷化する」という国際金融権力集団の目的が達成された。

過っての支配者は人民を武力を使って隷属させた。アングロサクソン人は、武力だけではなくマネーを使って人民を奴隷化する方法を考案し実現した。

未来永劫に世界を支配し続ける』という彼らの野望は、アメリカのユダヤ人から生まれたネオコン、Neo Conservatism (新保守主義)に収束した。

1%の優生的人間が99%の人間を奴隷化して支配するのがベストであるという世界政府実現計画が2000年を境に加速度的に実行されている。

二酸化炭素地球温暖化然りコロナパンデミック然りワクチン接種然りマスク着用然りプーチンロシア悪人説然りマスコミ偏向報道然り、企業エゴ然り、無能与野党然り、無能官僚然り無能政府然り無能社会然り、有史以来現在まで、今のように世界中の国家をはじめとするあらゆる権力集団が一体となって事実ではない虚構を人民に押し付けた時代はなかった。

そのすべては世界政府実現計画に沿って行われている。

しかし、ネオコン=グローバリストの世界政府一極支配計画は、多極連合支配を掲げる伝統的アメリカ保守主義勢力やロシアをはじめとするブリックス勢力(BRICs=Brazil Russia India China / BRICS=Brazil Russia India China SouthAfrica)の抵抗によって頓挫している。*BRICSは2010年以降使用されている。


荘子の在宥編に支配者の心得を説いたこんな言葉があります。

以出乎衆為心者 曷常出乎衆哉
衆に出ずるを以って心となす者は、曷(なん)ぞ常(かつ)て衆に出でんや。

支配者面をして被支配者に臨んで、喜んで迎えられた者はいない。

人の上に立つ者が権力を振りかざせば必ず下からの反発が起きる。下からの反発が起きるということは支配する方法を誤っているということであると荘子は説いています。

では、うまく支配するにはどうすればよいのか?

衆に因れば以って寧(やすし)。聞く所は衆技の衆(おお)きに如かざればなり。

多数の人の気持ちに沿って事を運べばうまくいく。一人の知恵は多数の人の知恵の総和にはとても及ばないからだ。

と荘子は説いています。

20年ほど前の話ですが、当時の防衛大臣の会に招かれて居眠りしていたら、一人の講演者の声が耳に飛び込んできました。「日本の政治を良くするのは簡単だ。老荘思想を実践すればいい…

誰かと思ったら森田実さんでした。さすがだなと目が覚めたのを思い出します。

あれから20年経ちましたが、日本の政治は良くなるどころが最悪となり、今も悪くなり続けています。

政府は世論を無視し続けて、下からの反発を権力によって押さえつけています。それは正にネオコン=グローバリストの模倣です。

多数の人の気持ちに沿って事を運べばうまくいく。一人の知恵は多数の人の知恵の総和にはとても及ばないからだ。

衆に因れば以って寧。聞く所は衆技の衆きに如かざればなり。

「世界を日本を良くするのは簡単だ。老荘思想を実践すればいい。」

と言わせていただきたい。

エムケイコンサルティング 良仁

Sadeさんの動画を貼らせていただきました。