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乃木坂46版ハイプサイクルを描いてみた

ハイプサイクルってご存じですか?
ITに関係する仕事をする人は、知っておくことで今後の仕事やキャリアに大いに活かせると思います。
本記事はハイプサイクルとは何かを、私がこよなく愛する乃木坂46を例にして解説します。

1.ハイプサイクルとは?

アメリカのコンサルティングファームのガートナー社が毎年発表するテクノロジーの成熟度と実用性を示す図です。

参考までに同社のHPではこのようにあります。

新たに登場したテクノロジに過剰な期待が寄せられている状況の中で、それがハイプなのか実用化が可能なものなのかをどうすれば見分けられるのでしょうか。また、投資を回収できるとしたら、それはいつになるのでしょうか。ガートナーのハイプ・サイクルは、テクノロジとアプリケーションの成熟度と採用状況、およびテクノロジとアプリケーションが実際のビジネス課題の解決や新たな機会の開拓にどの程度関連する可能性があるかを図示したものです。ガートナーのハイプ・サイクルのメソドロジは、テクノロジやアプリケーションが時間の経過とともにどのように進化するかを視覚的に説明することで、特定のビジネス目標に沿って採用判断のために必要な最適な知見を提供します。

https://www.gartner.co.jp/ja/research/methodologies/gartner-hype-cycle

ビジネスでは、以下のような活用ができると思います。
・これから流行るテクノロジーをクライアントにドヤ顔で紹介できる
・話題のテクノロジーが実用化可能なのかどうか把握し、クライアントに施策適用要否の提言ができる
・今後のトレンドを読み、転職先の選択肢に入れる

2021年のハイプサイクルはこちらです。初めて見る人は黎明期、幻滅期など、何を言っているのかイメージできないのではないでしょうか。次章で乃木坂46を例に解説します。

2.黎明期とは?

ハイプサイクルの幕開けは黎明期です。
何らかの技術が生まれ、注目を浴び始めるのがこの段階です。

乃木坂46では写真集も出したフレッシュ4期生、賀喜遥香さんがこのフェーズにあるでしょう。

賀喜遥香さん。まぶしい笑顔が素敵です

参考までに、ガートナーの黎明期の説明も載せます。

潜在的技術革新によって幕が開きます。初期の概念実証 (POC) にまつわる話やメディア報道によって、大きな注目が集まります。多くの場合、使用可能な製品は存在せず、実用化の可能性は証明されていません。

3.「過度な期待」のピーク期とは?

黎明期の次は「過度な期待」のピーク期が来ます。メディアなどで取り上げられすぎて、実態を越える期待を持たれてしまうのがこのフェーズです。

乃木坂46では山下美月さんがこのフェーズにあるのではないでしょうか。
昨年あたりからメディア出演が増えて、疲れが出てきてるのではと心配です。。。

山下美月さん。表情豊かですよね

ガートナーの「過度な期待」のピーク期の説明はこちら。

初期の宣伝では、数多くのサクセスストーリーが紹介されますが、失敗を伴うものも少なくありません。行動を起こす企業もありますが、多くはありません。

4.幻滅期とは?

過度な期待に応えられず(というよりも過度な期待が落ち着いて)、関心がなくなるのが幻滅期です。手のひら返しを食らったようなフェーズですね。

乃木坂46では卒業後女優業で活躍するも、コナンの吹き替えなどで苦戦中のようにお見受けする白石麻衣さんがこのフェーズにいそうです。

白石麻衣さん。やっぱり抜群に美しい…

ガートナーの幻滅期の説明はこちら。

実験や実装で成果が出ないため、関心は薄れます。テクノロジの創造者らは再編されるか失敗します。生き残ったプロバイダーが早期採用者の満足のいくように自社製品を改善した場合に限り、投資は継続します。

5.啓蒙期とは?

幻滅期で以前のような取り上げ方がされなくなったものの、その間に実力をつけて徐々に普及していく段階が啓蒙期です。

乃木坂46では卒業後、演技力で酷評を受けたことがあったものの、CMやドラマに出ているが西野七瀬さんがこのフェーズにいそうです。

西野七瀬さん。守りたくなるかわいさですね

あっ、ガートナーの啓蒙期の説明はこちら。

テクノロジが企業にどのようなメリットをもたらすのかを示す具体的な事例が増え始め、理解が広まります。第2世代と第3世代の製品が、テクノロジ・プロバイダーから登場します。パイロットに資金提供する企業が増えます。ただし、保守的な企業は慎重なままです。

6.生産性の安定期とは?

そして、最終的に広く世の中に普及されて、受け入れられるようになります。それが生産性の安定期です。

乃木坂46ではアナウンサーとして安定した活躍を見せる市來玲奈さんが、生産性の安定期に入ったと言えそうです。

市來玲奈さん。アイドル時代のかわいい系から綺麗系になりましたね

ガートナーの生産性の安定期の説明はこちら。

主流採用が始まります。プロバイダーの実行存続性を評価する基準がより明確に定義されます。テクノロジの適用可能な範囲と関連性が広がり、投資は確実に回収されつつあります。

7.最後に

いかがだったでしょうか?

ハイプサイクルの各フェーズを一言でまとめると、こう言えます。
黎明期・・・「なんだこれは?」
「過度な期待」のピーク期・・・「これは革命だ」
幻滅期・・・「たいしたことなかった。ガッカリ」
啓蒙期・・・「多少使える」
生産性の安定期・・・「普通だよね」

乃木坂46を例にハイプサイクルを描くとこのようになりました。

ここまで乃木坂46を例に解説してきたように、ハイプサイクルはテクノロジーに限らず、マーケティング要素があるものはすべて当てはめることができるんじゃないかなって思うんです。

皆さんの仕事で関連するトピックや流行りのユーチューバーなどでハイプサイクルを描いてみると面白いかもしれませんね。

今回はで乃木坂46を例にしましたが、他に「こんなテーマでハイプサイクルを作ってほしい!」という要望があればコメントください。
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