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挑戦状 No.3 【答え】曽根崎新地のクラブのママを救え!

お疲れー。

今回の挑戦状の答えやで〜

まだ見てないって人いたら下のリンクで確認してみてやー。

たくさん回答もろたんで、いくつかコメントしてくで〜

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回答

常連客の単価を上昇させるか来店数を向上させるようにする

コメント

普通に単価をあげたらけ~へんで。来店数をどう向上させるかやを言うてや

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回答

アルバイトの女の子にお金をあげて、友達をいっぱい連れてきてもらう。

コメント

コストアップはもっとあかんようになるんとちゃうか?

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回答

昼は、ママと5人の従業員がモデルとなり、写真撮影会を開催、夜にリアルオフ会。

コメント

あやしい~。モデルは無理やで

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回答

お店を続けるために少なくとも黒字にする必要があると考え、そのために立地がよくもう少し狭い店に転居することを提案する。そして1日の来客数を限定し機密性の高い会話も可能にすることで幅広いシーンで使用できるようにする。

黒字にするためには売り上げを上げるか費用を下げる必要がある。
まず費用については家賃の低減がポイントと考える。
変動費の主なものは食材や飲み物と推測する。この食材や飲み物はコストを圧縮するにも限度があるし寄与も小さいと想定される。また固定費の主なものは人件費と家賃と推測し、立地から考えて家賃の占める割合は高く、質の高いアルバイトでないと人は来ないであろうから人件費のしめる割合も高いであろう。人件費は質に直結すると考えると削減は難しく、現状ガラガラであることから店の面積は大きすぎると考えられるため面積を減らし家賃を低減することが費用を抑えることが手段としては考えられる。
次に売り上げについては立地を改善することがポイントと考える。
売り上げは客数*単価であり、前提条件から考えると常連客は月に3回、2週に1回は来店しており、1人あたり月に6万円程度支払っていると想定され、その金額を支払う常連客がついているということは料理・酒・接客が極端に悪いということはないであろう。また新地の単価はネットで調べるとラウンジで15~28k円とのことなのでそこまで悪くはないだろう。客数はリピータ(常連客)+新規顧客となるため、新規顧客の獲得に問題があると考える。新規顧客獲得には積極的に呼び込むか自然に来てもらうかが考えられるが積極的に呼び込むには費用がかかる。そこで自然に来てもらえることが重要でありそのために立地が重要であると考える。
立地を改善し家賃を低減することは困難と想定し、立地がよい場所で店の面積を小さくし家賃を現状維持とすることを提案する(家賃も下げられればもっとよいが)。合わせて店の面積を小さくすることで貸し切ることも容易になると想定され幅広いシーンで使用できることによる売り上げ増も狙う。

コメント

あっちゃ~、黒字化はそうやけど、転居の費用の捻出も大変やし死期を早めるだけとちゃうか?そやけど、考えるプロセスはなかなかええな~。ちゃんと分解して考えているしね。ただ、新規顧客の開拓は重要だけど、場所が良くても飛び込みで入ってくる確率はほとんどなくて既存顧客が連れてくるしかあれへんのとちゃうか?立地ではなく、なぜ現状の運営体制がまずいのかを、その可能性をまず考えもらいたいね

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回答

結論から言うと、お店を閉じることを強く推奨する案件。

月間売上100万円で客単価2万弱(仮に18,000円とする)と、月間来店者数は延べ55人程度。
仮にお店が週1休で月間営業日数が26日と考えると、一日の来店者はたった二人。
アルバイトが5人いるということは、毎日2〜3人は出勤しているとみられる。お客よりスタッフの方が多い状況である。

そうするとママ含めた人件費だけで4万/日を突破しかねず、ボトル料金でなんとか出来る状態ではない。

この状態になったら10日くらいで撤退か改善か判断すべきで、それを何ヶ月(何年?)も放置している危機意識に問題があり「手を差し伸べても」「オーナーの意識改革が起こらない限り」元の木阿弥になる可能性が高い。

コメント

あっちゃま~、それはだれでも言えるで~。何としてでも救うという姿勢がいるね

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ほな正解発表しましょか。

正解の考え方は次の通り


重要課題

このお店の重要課題は既存顧客や過去の顧客が売上の重要な担い手であるにもかかわらず、その人たちがご贔屓さんになるための取組を行わなかっただけではなく、コスト削減を意識するあまり貢献度に応じた報酬ではなく女性の給料を下げることを行ったり、店の魅力にあわない価格設定をしたり、接客業の基本となる活動を行ってこなかったところにある。目標を決めてその実現にどう取り組むのかと言った基本的なことが出来ていないのも大きな問題と言える。


解決の方向性

①過去の顧客の呼び戻し、既存顧客へのお気に入りの女性からのアプローチと部下や友達の勧誘に対するお得プランの導入を行うこと。


②女性の顧客への貢献に応じた報酬と魅力的な女友達のアルバイトへの勧誘に対するインセンティブの導入。


③お店の実力に見合った透明性のある価格体系の導入。


④目標値を設定して毎週、売上・コスト・収益の変化をモニターして全員で
共有する。


⑤月に1回は全員で結果をシェアして業績向上の場合はお祝いを行うと同時に
未達成の場合はその原因について討議して解決案を全員で考え実施する。

以上やで〜

コンサルのおっちゃんやでー。俺が面白いなーと思ったコンサル事例を問題形式でバンバンアップしていくからみんな時間あるとき答えてみてやー。