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神戸まつりパレード Kobe Festival Parade

開催の目的

兵庫県内に住む多国籍な留学生と日本人学生が集まり、同じ空間で会話をしたり昼食を食べたりする中で、交流を深め、異文化理解を深めること。
神戸まつりのパレードに参加し、地域に人と関わりながら一緒に盛り上がり、楽しむことを目的にイベントを実施しました。

できるだけ多くの学生が参加し、交流しながら盛り上がるイベントにしたいという思いから、兵庫国際交流会館と共同でイベントを実施しました。

また、「留学生と交流してみたい」という兵庫大学生涯福祉学部の学生も企画者として参加し、オンラインでの事前打ち合わせ、当日の流れやパレードの進行の仕方などについて、話し合いながら一緒に準備を行いました。

■プログラム内容と詳細


1 第1部:異文化交流会(パレードのシミュレーションと昼食交流会)

参加者は、国際交流会館に住む寮生、大学コンソーシアムひょうご神戸加盟校学生、兵庫大学の学生がそれぞれ並びました。

司会進行を務める学生と留学生の「今日はみんなで沢山交流し、一緒に盛り上がって楽しみましょう!」という声掛け(英語・日本語)と共に、交流会が始まりました。


様々な民族衣装を着た留学生達
振付の確認や、音楽に合わせて列ごとに行進しシュミレーション
※手に持ったポンポンは兵庫大学学生作
国旗を持って行進、近くにいる者同士で目配りしながら楽しそうでした。


その後は、近くのメンバーで一緒に昼食を食べました。
昼食を食べながら、通っている大学や学んでいることについて話したり、日本のアニメやキャラクターが好きな留学生もおり、衣装を着てきた兵庫大学の学生に声を掛け、一緒に会話したり、衣装を借りて、嬉しそうに着る姿も見られました。

キャラクターの着ぐるみを来た学生達

パレード会場に出発する前に、兵庫大学福祉学部の学生の掛け声「えいえい」に続いて参加者は「おう」で旗を上げ、会場に集まった全員が声を合わせ、一気に団結した空気感が生まれました。

 2 第2部:神戸まつりパレード 

東遊園地では、民族衣装を着た留学生が、一般の参加者に、「どこから来たの?」と声を掛けたり、一緒に写真を撮ったり、留学生と地域の人との触れ合う様子が見られました。

パレ―ドが始まると、午前のシミュレーションした甲斐もあり、参加者は堂々と楽しそうに練りていてました。
沢山の街の人たちを前に、手を振りながらいつもとは違う神戸の風景を見て参加者は楽しんでいました。音楽に合わせて、多国籍な留学生が自国の国旗を振りながら誇らしげに堂々と練り歩く姿は迫力があり、隊列の先頭を歩く留学生は、堂々と笑顔で嬉しそうに兵庫国際交流会館の旗を振っていました。神戸の街で多国籍な留学生や日本人が一緒になって暮らしているのだというメッセージが伝わる形のパレードとなりました。




■参加者の感想

日本人からは、「普段交流する機会のない、多国籍な留学生と交流ができてとても楽しかった」
留学生からは、「これまで知らなかった大学の日本人学生とも友達になれてよかった。地域の人と交流できて嬉しかった」という感想が聞かれました。

国際交流会館の寮に住む留学生とコンソの加盟校学生が集まって交流することで、双方の交流の輪の広がりを感じました。

今回のイベントでは、これまで参加がなかったコンソの加盟大学からも新たに参加者が多数集まり、参加をきっかけに、留学生と交友関係をもち、「次回も是非参加したい」という声も聞かれました。イベントは大変盛況であり、改めて対面で直にコミュニケーションを取り、参加者同士で一緒に体験できることの素晴らしさを実感しました。