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【地域で輝く学生 vol.11】神戸女子大学・神戸女子短期大学 民生委員・児童委員 体験型学生インターンシップ報告会を開催

 神戸女子大学・神戸女子短期大学では、神戸市、神戸市民生委員児童委員協議会(以下市民児協)、神戸女子大学・神戸女子短期大学の三者が協働し、民生委員・児童委員の体験型インターンシップを実施し、52名の学生が参加しました。
 この度の活動は、神戸市及び市民児協が神戸市内にある特定の大学と連携して行う初めての試みであり、民生委員・児童委員が様々な地域課題に地域で取り組んでいる現場を学生が体験することで、今後の大学での学びにつなげ、若い世代の方々に活動を知ってもらう機会とすることを目的としました。初回となる今年は、神戸市内174地区の活動の中から1人約3回の活動を選び、実際に民生委員・児童委員活動に同行し、地域福祉の実態・課題・活動の魅力を学びました。

※民生委員・児童委員とは、厚生労働大臣の委嘱を受けた特別職の地方公務員で、神戸市では約2,500人、全国には23万人おり、日々活動しています。概ね220~440世帯に1人が配置されており、担当区域の住民の立場に立ち、身近な生活の困りごとの相談にのり、専門の機関につなぎます。また、訪問や各種行事を通じて、高齢者や子育て世帯の見守り活動を行っています。

事前研修会の実施 (2022年7月27日・水曜日)

 神戸市くらし支援課及び市民児協(市社協)による民生委員・児童委員制度の基礎知識、地域福祉の基礎知識等の講義を3時間受けました。

インターンシップでの具体的な活動(8月)

  • 高齢者見守り活動への同行

  • 地区民児協の定例会への参加

  • 高齢者を対象とした給食会や喫茶

  • 子どもを対象とした学習会やこども食堂

  • 子育てサロン高齢者見守り活動への同行

地域福祉センターこども食堂でのインターンシップの様子

事後報告会の実施 (2022年9月14日・水曜日)

 活動の振り返りや活動共有のグループワーク及び発表を行いました。当日は、中央区、東灘区、灘区、長田区、須磨区、北区、西区と多くの地区民生委員会長にもお越しいただき、活動や発表に対するコメントをいただきました。

グループワークを行う学生
民生委員会長の方からアドバイスをもらう学生
グループごとに発表を行う学生

 最後には、神戸市福祉局地域福祉担当課長の黒田氏より、講評・参加証の交付をいただきました。

神戸市福祉局地域福祉担当課長の黒田氏より、参加証が交付される

次に向けて

 今回民生委員地区会長から高く評価していただきました。そして次年度以降もこの活動を継続していく予定です。


以上

寄稿・お問い合わせ先:神戸女子大学PIC地域連携推進事務室  
078-303-5158