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【地域で輝く学生 vol.15】兵庫大学 キャンパスカフェ“なごみ”(つなぎ・つながる取り組み-原点回帰からのスタート-)

なごみカフェとは


 兵庫大学の学生たちが認知症サポートキャラバンの講習を聞き実際に自分たちに何ができるかを考え始めたのがキャンパスカフェ“なごみ”(以下、「なごみカフェ」という。)です。授業でもクラブ活動でもない、有志の学生たちが8年間つないで来た取り組みです。学生たちが認知症の方とその家族、支えを必要とする方々を含む地域住民と関わり、焙煎コーヒーというツールでコミュニケーションを行い、社会福祉士や看護師に必要な専門スキルを得るとともに地域との関わりを学ぶことが目的です。

県住でのなごみカフェの様子

 なごみカフェの対象者は認知症の方とその家族、支えを必要とする方々を含む地域住民の方々です。学生たちがお話をしながら、生豆からコーヒーをその場で焙煎し、コーヒーを淹れて飲み、日常会話の中から日常の不安などを聞き、つながりを作る取り組みです。

福祉施設で焙煎のレクチャーをする学生たち

 初年次は、学内での開催のみでしたが、県住の自治会や連携先の福祉施設、被災地で実施し学外に飛び出すことにより、地域の方々とつながり、民生委員や地域包括支援センターなどとつながることができました。

寄稿・お問い合わせ先:兵庫大学 社会連携オフィス 
TEL 079-427-9787