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聞く方が性格に合っている。

自分の話をするよりも相手の話を聞く方が性格に合っている。

今まで一体どのくらいの人たちが俺に話を聞かせてくれたかなと思い出してみると、かなりの人数がいることに気づいた。

まあ少しの時間だけど話して気持ちが楽になるなら話しなよという感じである。

しかし俺が聞いたくらいで楽になるのかなとも思う。

でも実際に話してもらうと、最初は切羽詰まった感じだったのに比べたら確実にすっきりした表情になってくれていることもあった。

それでも悩みって波のようなものでその人が一人になるとおそらくまた考えて悩むかもなぁと思う。

だから俺は絶対に「これで悩みが解決したなー」とは自分から言わない。

それほど人の心って単純ではない。

俺は帰りに「じゃあ、またいつでも聞くからー」と言って一人になると、そのまま本屋さんで読みたい本を買ったりして自宅に戻る。

自分の時間も大切にする。

相手と一緒にいる時はのんびり聞くよーという感じ。

悩み話って簡潔にきちんと話せるなら誰も悩まないし。

やっぱり心の奥に言語化しきれない部分があるわけで、俺はそこをそっと感じてあげるだけ。

だから何か「具体的なアドバイス」はしない。

なんというか心の整理を一緒にする感じかな。

だから俺は静かに聞かせてもらうのである。

それは自分の性格の一部かなと思う。

では、また。

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