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嵐の前の静けさ。

先週アメリカで、ある人の短い言葉によってその時間に取引が行われていた株やあらゆる商品が急落したり大荒れになった。

きっかけになったのは同国で開催されたジャクソンホール会議。

世界中の経営者や投資家など多くの人が注目していた。

というのもアメリカの中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)のトップであるジェローム・パウエルさんの発言に注目が集まっていたから。

で、投資家たちにとって嬉しくない内容をこの人が言った。

パウエルさんの発言はロイター通信より。

「インフレを低下させるために、トレンドを下回る成長が一定期間持続する必要がある公算が大きい。労働市況も軟化する可能性が非常に高い。金利上昇や成長鈍化、労働市場の軟化はインフレを低下させるが、家計や企業に痛みをもたらすだろう」(ロイター通信の記事より引用)

これね。

で、その日って時差があるから日本は土曜日で東京証券取引所はお休み。

だから今日の朝から始まる日本の市場も大荒れになるだろう。

この記事を書いている今はタイピング音やわずかな機械音だけ。

嵐の前の静けさである。

アメリカではパウエルさんのわずかな時間の言葉で有名な資産家の資産が一気に減った。

ブルームバーグより。

そういえば最近自分のnoteで記事にした映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の主人公のモデルになったマイケル・バーリさん。

この人がトップのサイオン・アセット・マネジメント(Scion Asset Management LLC )というヘッジ・ファンド、まあ投資会社は保有するほとんどの株を先に手放していた。

さらにマイケルさんは今の市場についてかなり警告していた。

今日の夜のニュースは日経平均株価の話が出るだろうなぁ。

では、また。

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