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【チームを巻き込みつつ仕事の進め方をどうにかしたい人へ】社会人2年目のデザイナーがカイゼン・ジャーニー読んで実践したこと。

こんにちは。ノゾエ(@conoito)です。

チームを巻き込みつつ仕事の進め方をどうにかしたい人に良さそうな本を読了しました。

読んだ本の内容をより深く自分の中にインプットするために、自分語りを織り交ぜつつ実践したことをまとめます。


この本を読むに至ったきっかけ

「デザイナーとしての力がそもそも足りないのに加えて更に、
チームの仕事の進め方にやりづらさを感じても、
それをどうにかする力も知識も到底無くて悲しみが生まれる😇」

というお話を、同じ事業部のエンジニアさん(箱を借りてはDJやってる、ダーツ大好きとにかく明るい酒豪はいさいお兄さん)にこぼしたところ、

「これ読んでみなよ〜🍻」

と、おススメされてお借りしたので読みました。

タスク管理の方法や、チームビルディング、プロジェクトに関わる全員の足並みを揃えるためにどうしたらよいかなど、

仕事の進め方について、自分ではどうしようもできずに悲しみ😇を生み出してしまったことがある人

にとってはとてもとても学びが大きく、なおかつ本に登場する課題に対して激しく共感しながら読み進めることができる、追体験甚だしい良書と思います。

それと、主人公が課題を解決して成長していく様が物語調に描かれているため、淡々と手法を説明する等、固い内容の活字が苦手な(私のような)人にとってもかなり読み進めやすい本なのかなと思います。


こんな人にオススメします

・エンジニア・デザイナー・ディレクター
・小規模なチームで仕事をしている
・仕事の進め方にやりづらさを感じたり、何とかする余地ありありのありだけど、その状況をどう良くしていけばいいかさっぱり分からない😇

私が仕事をする上で不自由だなと思った具体的な例で言うと
決定事項がいつも誰かの頭の中だけで完結していてどこにも明文化されていなかったり、
そのため、自分が今からどの仕事を遂行するように期待されていたのかを見失い、最終的に見当違いの言動を取ったりズレた成果物を作ってしまうことが起きたりする時でした。

また、上記の例の延長線上の問題として、私自身がズレた思考に至っているがゆえに、辻褄が合わず、エンジニアに「なぜこれをやるのか」が伝わらない時もあり、機能に関する理解を得られず実装の説得に骨を折ることもありました。

こういうことが起きるともう頭の中は「?????」状態になってしまって思考停止に至り最終的にどうすれば良いかわからなくなりかなしみが生まれます🔪(こういうのが起きた時は、私だけがひたすらに頭悪いのかなと思うばかりでした)

でもそんなことなかった〜〜〜!

カイゼンジャーニーを読んで、「?????」状態を「!!!💡💡💡」にする為のヒントをたくさん得ることができたので、まずは以下のことを実践してみました。


すぐできそうだったのでさっそく実践したこと

Trelloを使って、チームのデザイナー同士のタスクを見える化してみました

普段は絞り込み機能を使って自分のタスクだけを見るように使っています。

いま私は何をしないといけなくて、次は何をしないといけないのか、いつまでに終わらせなければいけないのかを目で見て整理できます。

各カードの中には、タスクの内容を細切れにしたチェックリストを作っているので、抜け漏れや時間配分の失敗もかなり減りました。

絞り込み機能を解除することで、誰が今何を抱えているかを把握したい時にも随時確認することができるのでかなりよさげです。

Trelloのタスク管理の方法については、こちらのスライドもとても参考になりました。

p.22「私的なタスクも集約」

これもまた非常に良い。プライベートも大切👏


分報チャンネルを作り、その中で個人ふりかえりを行ってみることにしました

slackbotくんにリマインドをお願いして、自身のtimes(分報)チャンネルに
昨日やったこと、今日やること、いま困っていることを毎朝書くようにしています。

「困ってること」って書く意味あるの?という感じがしますが、
「困ってること」って放置すればするほど痛い目に遭いやすい

なぜかというと、
困ってること=解決しなきゃいけないことなのに、「小さすぎることだからわざわざ書くまい」と思って忘れてしまったり、そもそも気付いてなかったり、つまずいていて考えたくなかったりする事項だったりして結構厄介。

だから「困っていること」として一緒くたにして明文化することで、やるべきことが明らかになって解決に至りやすくなるという感じです。

本書にも「困っていること・問題」について書かれていますが、

『問題がない』が問題といってもいいくらい

と書かれるほど、困ってることを書いておくことは大切そうです。
これを、個人で書いておくだけではなく、チームの朝会でも言えるようになるとなお良し感。

あと、たまに社内の人が反応してくれるのでtimesはとても楽しい。
玄米おいしかった。


まわりを巻き込みつつやってみたいこと

ドラッカー風エクササイズ

私達は当たり前に相手に期待してしまっている場合があります。(恋愛とよく似てるなあと思います)
逆を言うと、周りも自分に対して自分が思ってもいない期待を持たれていることもあります。

(普段大変お世話になっている同じ会社の先輩デザイナーによる、
ドラッカー風エクササイズについての分かりやすい記事です。)

お互いの期待なんて言葉にしないと分からないし、そこがすれ違ってくると最終的に不幸になるのは目に見えてますよね。
でもお互いの期待を出し合う機会なんて、作り出さない限り永遠に訪れないという。。。

以前は行われていたチーム定例が現在は行われておらず、その機会を復活させたい気持ちもあるので、復活した際には是非行なってみたいなというところ。


おわりに

行動を変え、新たな一歩を踏み出すのに「遅すぎる」ということはない。
行動を始めるべきだと気づいたそのときが、その人にとっての最速のタイミングだ。
変化は一人から始められる。その次は、その変化を目の当たりにした二人目がきっと出てくるはずだ。(中略)いつだって始めるのは自分一人からだ。だが、君はいつまでも一人と言うわけではない。

本書は
チームを巻き込みつつ仕事の進め方をどうにかしたい人
が、最後まで1人で頑張るという話ではありません。

気付き、行動を変えた主人公が、自然と周りを巻き込みながらチームをよくしていくお話です。

わたしはデザイナーで、経験も浅くて、エンジニアリングなことは専門の人に比べればめっぽう弱いですが、そんな私でも「まず◯◯からはじめよう!」と、やれることを見つけることができる本でした。
そして視界がはっきりして、自分の状態が良くなっているのをひしひしと感じることができる。

1度でも、「チームをよくしていきたい!」と感じたことのある人は、是非この本を手にとって追体験をしてみてほしいなと思います。




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