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働きかたを変えるタイミング

先日、1枚の暑中見舞いが届きました。
お皿の上におにぎり3個が並んでいる料理写真の下に
「お元気ですか?」と
手書きのメッセージが添えられていました。

その方は、からだにやさしい食材を使った料理教室を運営されている
30代半ばのママさんで、
いっしょに本を作らせていただいた著者さんでもあります。

料理教室のスタッフさんは、みんなほっこりしています。
そして教室に来られる生徒さんも、ほんわかしています。
それはなぜなか。

料理ができても、できなくても、
「今までの自分を受け入れることがたいせつ」であって
「日々の生活や食卓の中に、幸せがあると気づいてもらう」       ことをゴール設定にしているから
です。
まるで「料理クリニック」のような心に寄り添った料理教室です。

2年ほどご無沙汰しているので、
ひさしぶりに料理教室のホームページをのぞいてみました。
すると「イベント運営スタッフ募集中」の記事が紹介されていました。

これを見た瞬間
「そろそろ、会社員をやめてもいいかな」と思ったのです。
そしてすぐ応募しました。

自分でも、おどろくほど行動が早かったですね。

冷静に分析してみますと
・プロボノでもよいこと
・プロボノが軌道にのったら、会社を辞めるストーリーが見えたこと
・末っ子が来年、小学1年生になるタイミングであること
・小さな組織をみんなで大きく成長させるフェーズにジョインしたい
・会社員時代の人脈が生かせる
・サステナブルな企業理念でこれからの時代にふさわしい事業であること
・オンライン料理教室の発展が見込めること
という感じです。


新卒で入社してから19年。
幸い職場環境に恵まれ、たくさんの仕事と経験をさせてもらいました。
ですから、すでにやり切った感があります。

組織に属する40代は、管理部門で部下の育成をしつつも、経営陣との板ばさみにあいます。そして利益を出すため、不採算部門は淘汰されていきます。会社も生き物ですから、経営者が変われば理念も変わり、事業セグメントも変わってきます。

いっぽうでは、子どもたちも大きくなり、少しだけ時間と心の余裕が出てくる時期でもあります。だから男性も女性も、40代になると
「仕事と人生を考えざるを得ないタイミング」を迎えるのだと思います。

このまま、企業で働き続けるのもアリ。だけれど、変わるならば今しかない。もうこれ以上遅くなるのは、リスクでしかないのも事実です。


どうやら私はプロボノで関わり、少しずつ会社員から卒業することが合っているのかな、と思っています。もちろん、夫にも相談しましたし、子どもたちにも「ママ会社やめて、やりたいことやるんだ」とありのままを話しています。


自分が働けるのは、家族の協力なしでは続けられませんからね!

また近況を報告しますね。では!


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