見出し画像

収納グッズに夢中になる

昔から収納家具が大好きだ。

区切られたスペースに、

いかにデッドスペースを作らずに

多くの物を仕舞えるか。

ここに美学すら持っている。


今月に新居に引っ越し、

雑然とした部屋の中を少しずつ整えていく作業は、

たまらなく楽しい。

とくに、

同じ規格のボックスをいくつも並べて

規則性を持たせるのが好きだ。


一つ一つの物に、

ちゃんと「帰り着く場所」を作ってやるような感覚だ。

物と、クローゼットや引き出しのサイズを

メジャーで測って、

ああでもないこうでもないと考え出すと、

あっという間に時間が過ぎていく。

こうした収納のアイデアは

湯水のごとく湧いてきて、

全く持って本業が手につかないくらいだ。


自分の家にぴったりの収納グッズを

見つけるべく、

ニトリやらIKEAやらのページを訪れては、

「売られている商品がうちの押し入れに入ったらどうなるか」

と妄想してニタニタしてしまう。

コロナ禍で外出自粛ムードはまだまだ

続きそうな気配。


出かける機会が減ってストレスが

溜まっている人も多い中、

こんな風に家の中をこねくり回すのが

趣味の私にとっては、

たっぷりと時間が取れて

喜ばしいほどだ。


雑誌に出てきそうな完成度には

程遠いが、

仕舞っては出し、仕舞っては出し

をくり返して、

納得いくまで

物とたわむれるつもりだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?