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『ブルーピリオド』を読んだ感想②。(第5巻~6巻)

各巻の感想。(第5巻~6巻)
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第5巻

骨の展示(骨の博物館)で、2人だけ違う視点で描いたと岡田と桜庭が落ちた理由が気になる。(個性が強すぎてもいけない?)自分はまだまだなんだってハッキリして悔しいけど安心した主人公・八虎とは理由は違うけど、なんかもはや他人事ってのは分かる気がする。(一次試験の結果待ち。)それってキモいのかな?
八虎、やっぱり高校の美術の先生に教えて貰ったこと忘れてる?(色の話。基礎としては覚えてはいるみたいだけど。)
やっぱり、名前はあってもモブじゃ、一次合格できないか…。メンバーが決まりすぎてて、ちょっとガッカリだけど。
ユカちゃん、パパ活してなくてホッとした。
他人からは選んだように見えても、選んでない、選べなかった場合もあるけどね。桑名の友達も、お絵描き教室でバイトして回復したら、また美大目指すのかも知れないし。
しょせん他人事だし、八虎がユカちゃんと一緒に海に飛び込む必要はないかも知れないけど。そんなことまで、人(橋田)に聞かなきゃ分かんないんだ…。ユカちゃんの方が感情移入できるし、分かる気がする。ユカちゃんの家って、思っていたより、かなり特殊だったけど…。(おかしいのはご両親だけだと思っていたけど、おばあちゃんボケてた…。)
ユカちゃんって、色に対する知識は、日本画志望っぽいって思ったけど。(辰砂。)服飾の道に進むことを決意できて良かった。
課題文が人と人だから環境問題をテーマに?
「自分にとっての「普通」は、みんなにとっても「普通」だと思っちゃうから、一人でソレ(その人らしさ)に気づけないのよ」っていう大葉先生のセリフは、人付き合いでもよく言われることだと思うんだけど?
ユカちゃんって、お泊まりする場所探すの慣れてる?
八虎と海に行って、ユカちゃん「俺」に戻ってる!(旅館の朝食後。)
八虎にとっても、気分転換になったみたいでよかった。
私は、親からずっと「お前は繊細過ぎる」と言われて、「裸にならなあかん」と言われて辛かったので、裸になることがいいことだとは思えないんだけど。
逃げる場所と戦うべき場所をずっと間違えていてもいいと思うし。少しずつでも、そうやって成長して行くんだと思うし。
ユカちゃんのずっと好きな女の子(中学の友達)って登場するのかな?
さっさと皮膚科に行かないから…。蕁麻疹、痒くないのか?ずっと不思議に思っていた。8階まで10キロ以上ある画材抱えて階段で上れって、受験生なめとんのか…。


第6巻

八虎って、森先輩の絵(100号)を運んだことも忘れてる?あれで、体力が要ること知ってると思ってた。森先輩の幻覚、しかも記憶の混濁が見られるなんて…。桑名が助けてくれるって、八虎やっぱり恵まれ過ぎ…。スマホ世代、優等生なのに、目に疲労が来ること知らないんだ…。(痛くて、コンタクトなんて入れられないのに、入れてたし…。頭痛いのに、頭痛薬持って来てないし、人に言われないと気づかない…。)
ヌードモデルで一気に目が覚めるとか、こいつ本当に恵まれ過ぎでしょ…。
現役の中に3浪が混じってた…。あり得ないことではないけど、主人公・八虎の受験中に、別の見せ場作らないといけないの?
受験中にも、先生のサポートが効いてて、本当に受験って何なのか?分からなくなる。美大予備校って高いって思ってたけど、ここまでしてくれるんなら安いんじゃない?(これはマンガだけど。)
何で、マネの『草上の昼食』がないんだろう?ゴヤの『裸のマハ』も。
教養もね。
描き味って、何?
何故か褒められることが多いけど、八虎の構図って、平凡に思えるんだけど。見たままやし。(これで認められるんなら、私は美術をやめなかった。)
読者が読みやすいように工夫しているのかも知れないけど、何かギャグ漫画みたいに思えてきた。
引き算、今頃気づいたか…。
私はずっと、「みんなと同じ」になれなくて苦しんできた方だから、正直、八虎のことがよく分からない。大葉先生と橋田達との講評でもやったし。八虎って、頭いいんだよね?
私には、世田介くんの絵は、上手に見えるように描いてるように見える。
「紙は油(オイル)を吸うとロウ引きした紙みたいに半透明になる。(紙パレットを下に敷いてオイルをかけ1ページだけ半透明にする。)(24筆目 (1)色づき始めた自分)」というのは面白かった。テレピン油買って来てやってみようかな。
キャンバスの地を残すとか、以前出て来た技法が出て来たのも。
世田介くんも、「自信がある」とは言ってないように思うんだけど…。
八虎にとって、やっぱり、森先輩は特別な人なんだね。
八虎のお母さんが八虎の絵、背後に持ってたのって、ちょっと無理があると思うんだけど。
努力と戦略は、誰にでも必要なものだと思う。私は、余り戦略は得意じゃないけど。八虎の二次受験作品って、何か、黒田清輝とか、青木繁っぽい…。
私は、ずっと透明になりたかった。今は、透明でもカラフルでも、どっちでもいいと思っている。
橋田って、やっぱりかなり気持ち悪いやつみたい。ああいう知的な?タイプ好きなんだけどな…。
合格発表、高校の卒業式出てからでも見に行けたんじゃない?
まだ結果出てないけど、あんだけやる気あんなら、一回落としても良かったんじゃない?(最近の漫画の傾向?ex.長引くと読んで貰えない、イジメとかあっさり描かないと嫌がられる。)
サラブレッドを肯定するわけじゃないけど、ジンクス破りでも良かった気がするし。(もう一人が落ちた理由は、分かるような気がするけど、このマンガ、後出しが多いからなあ…。)
スラダンの安西先生の「諦めたら」ってセリフ人気だなあ…。
倍率の問題じゃない!ってツッコんだけど、倍率と言えば、毎年ヤバイ日本画専攻現役合格の女の子、いい味だしてんだけど、また出て来るのかな?
人が決めることとはいえ、藝大の合格基準がよく分からないだけでなく、益々、芸術というものが良く分からなくなった。
橋田の女性関係?と三つ編みの謎が深まった。
また、八虎、森先輩とすれ違った…。


『ブルーピリオド』 山口つばさ(アフターヌーンKC)


「草上の昼食」 エドゥアール・マネ 所蔵:オルセー美術館・パリ(パブリック・ドメイン)

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