不機嫌な子ども

お母さんは、「早く寝なさい。明日も学校でしょ？」っていうけど。
私は、学校が大嫌い。

同じクラスに、「あんた、私と同じ、みゆって名前なのが気に入らない！」と攻撃してくる子がいるし。

算数が分からなくて、ようやく、「分かりません」と言えたら、「もう！早く言いなさいよ！」と先生に怒られたし。

私は、本を読んでいたいのに、お父さんも、お母さんも、「本ばかり読んでないで、外で、お友達と遊びなさい。」という。

昼休みも、先生達に、外に出されて、やりたくもないドッジボールをやらされて、校舎の中には入れない。

学校が終わったら、ピアノのおけいこ。
私は、ピアノより、絵を習いたいのに。
お父さんも、お母さんも、「ダメ！」という。

ごはんを食べて、宿題をして、お風呂に入って、もう寝る時間。

私も、私の時間が欲しい。

お父さんは、「死ぬのが嫌だから。」というけど、犬か猫が欲しい。

子どもって、窮屈。
子どもって、退屈。

全部、大人に決められて、自由がない。

「ずっと子どもでいたい」って、馬鹿じゃないの？って、時々、本気で思う。

そう思って、大人になったら、嫌いなものばかりで、「いいね！」がもらえない大人になりました。

でも、とりあえず「いいね！」しとけ！より、私は、私でいたい。
私は、自分の考えを述べたい。
誰も、共感してくれる人なんていなくても。

私は、私でいたい。