見出し画像

世界で起きていること TOP3 (5月23日)




1位:英国、総選挙が前倒し

  • 英国のスナク首相は、総選挙を2024年7月4日に行うと発表。2019年12月以来の総選挙。

  • 支持率は、与党・保守党は20%、野党・労働党は40%。野党優勢で政権交代の可能性が高い。

  • 秋まで支持率回復を待つと思われていたが、急遽前倒しを決定。

  • インフレによる物価上昇が続いていたが、4月ごろから収束傾向がみられ始めた。

  • スナク氏は、インフレ抑制を公約に掲げているので、このタイミングでの選挙が有利だと判断した可能性がある。

【参考】
英総選挙、7月4日に実施 スナク首相が表明(ロイター)
7月4日に英総選挙 政権交代の可能性(時事)
英、7月4日に総選挙スナク首相が表明(47NEWS)
英国、7月4日に総選挙 スナク首相が下院解散表明(日経)
英総選挙、7月4日に実施 スナク首相表明、14年ぶり政権交代濃厚(朝日)
英、7月4日に総選挙 首相、決断の背景に「物価」 支持率20%でも(毎日)
英国が7月4日に総選挙、スナク首相が発表(産経)
イギリス下院近く解散、7月4日に総選挙へ…与党の支持率低迷で政権交代の可能性も(読売)



2位:欧州3ヵ国、パレスチナを国家承認

  • アイルランド、スペイン、ノルウェーは22日、パレスチナを28日付で国家承認することを決定。

  • イスラエルとパレスチナが共存する「2国家解決」を支持。

  • パレスチナを国家と認めることで、ガザへの攻撃を続けるイスラエルに政治的圧力。

  • 140ヵ国は承認しているが、G7は未承認。

【参考】
ノルウェーなど3カ国、パレスチナ国家承認 イスラエルは大使召還(ロイター)
アイルランドなど欧州3国、パレスチナを国家承認 ハマスは歓迎(AFPBB)
パレスチナを国家承認 スペインなど欧州3カ国(時事)
仏、国家承認当面はなし「条件整わず」(47NEWS)
パレスチナを国家承認へ欧州3国、イスラエル反発(47NEWS)
スペインなど欧州3カ国、パレスチナ国家承認を表明(日経)
【速報中】スペイン、ノルウェー、アイルランドがパレスチナ国家承認(朝日)
スペイン・ノルウェー・アイルランド、パレスチナを28日に国家承認(朝日)



3位:EU、ロシア凍結資産活用決定

  • EUは21日、ロシア凍結資産の利息収入をウクライナ支援に充てることを決定。合計200億ユーロ(3兆4000万円)。

  • EUが制裁で凍結した資産を活用するのは今回が初めて。

  • G7は23日からイタリアで始まる財務相・中央銀行総裁会議にて、凍結資産の活用について議論予定。EUが先行して決定した形。

  • 米国のイエレン財務長官は、G7全体に対し活用を呼びかけている。

【参考】
ロシア凍結資産活用で合意 ウクライナ軍事支援に―EU加盟国(時事)
EU、ロシア凍結資産の活用で正式合意 運用益をウクライナ支援に(毎日)
EUがロシア凍結資産の運用益活用…専門家「国際法違反ではないが、露はプロパガンダを展開する」(読売)
EU、ロシア凍結資産活用で正式合意…5000億円程度の運用益をウクライナ支援に(読売)
ウクライナ支援、ロシア凍結資産活用が喫緊の課題 米財務長官(AFP)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?