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情報開示のエトセトラ

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TCFDにTNFD、SECにEFRAG。ボランタリー系にコンプラ系。様々な開示ルールが存在する今日この頃。統一化の流れですが、リアルタイムで追いかけるのは辛いところ、お助けする記…
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2023年1月の記事一覧

算定を止めるな!

CDPの衝撃的なニュースで、年が明けた2022年。 損失と損害(ロス&ダメージ)基金設立を採択し…

こんなときにもCDP

COP26における「GFANZ」発足以来、エンゲージメントによって投融資先の脱炭素を推進すべきとい…

上海排出権取引市場バージョンアップ

中国では、2011年から7つの市・省においてパイロット炭素市場が始まっており、2021年7月、全国…

ISSBが着々とアップデート

国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、2022年3月31日、「サステナビリティ関連財務情報の…

2022年 情報開示の総まとめ

1年前の2022年1月19日、CDPは21年報告書の結果報告会にて、気候変動分野における日本の調査対…

NFRDからCSRDへ、自主的から義務へ

2022年は様々な変化があった年でした。 環境分野を専門にしている立場からすると、何と言って…

GHG削減待ったなしです

2023年に突入しました。 2022年は、4月にnoteを始めたのが、個人的に大きな進歩。 というのも、これまで、個人的な発信をほとんどしてこなかったからです。 もちろん単発的にはありましたが、継続したことがありませんでした。 ただ、お客様の脱二酸化炭素化、持続可能な研究開発、地域活性化等を支援していく中で、その活動のコアとなる部分はほとんど共通しており、繰り返しご説明する過程で、かなりの程度蓄積され、もっと活用できるようにしたいと思い、重い腰を上げたのでした。 具体的に