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意外と自分のことって、よくわかってないかも。転職前に問いかけたい、3つの質問。

こんにちは!コネクトハブ株式会社 エージェント事業部です。

突然ですが皆さん。今の会社に勤めるのが嫌になってしまう出来事があったとき。衝動的に「あ~~もう、転職したい!」って思うこと、ありますよね。(私も過去にありましたし、周りにもたくさんいました)

そんなとき、皆さんならどう行動するでしょう。すぐに転職サービスに登録をして、エージェントに会いに行ったり、やみくもに転職サイトを眺めたり……。そんな風に、勢いで行動してしまっていませんか?

勢いやタイミングは、もちろん大切な要素の一つです。けれどよく思考していない勢いは、あまり良い結果を招きません。一度冷静になって立ち止まり、これまでの自分を振り返り、棚卸をしてみてはいかがでしょう。

このひと手間をかけるだけで、エージェントから提案される案件の精度がぐんと上がったり、入社してからのミスマッチを防ぐこともできます。

ではさっそく、私が実際に求職者の方との面談でも活用している、棚卸の仕方について、少しだけご紹介したいと思います。

3つの質問に、答えてみよう

これから投げかけるのは、方向性がよく定まっていない方に、私がよくする質問です。

自分に投げかけられた質問だと思って、皆さんもぜひ試してみましょう。

1. 今(これまで)の業務で、数値化できることはなんですか?
2. 1.を達成するために、工夫したことはなんですか?
3. 2.で思い浮かんだ具体的なエピソードについて、教えてください








どうですか?よどみなく答えられそうですか?

では質問の意図について説明します。

まず初めに「今(これまで)の業務で、数値化できることはなんですか?」という質問。

これは数字を整理することによって、客観的に自分の現状や成果について知ることができるからです。また面接の場などでも、具体的な数字を用いてアピールすることは、相手に理解を求めるうえで大切な要素の一つ。そのためあえて初めに聞くようにしています。

では数値化することが難しい業務に携わっていた場合はどうしたらよいか?……その仕事は、本当に数値化することは難しいですか?

例えばエンジニアであれば、1時間に何行のコードが書けますか?直近1か月でインプットした、言語の学習時間は何時間ですか?

事務経験をお持ちの方であれば、1時間に電話対応した数は?ほかのスタッフさんの業務負担を、何割減らすことができましたか?

など……。こんな風に、どんな仕事も何かしらの数値で計ることはできます。考えてみると、意外とアピールできることってたくさんあるはずですよ!

次に「1.を達成するために、工夫したことはなんですか?」について。

実績はもちろんですが、どのように工夫をして達成したのか、という過程も企業にとっては大切な情報の一つです。

あなたがどうやって達成したのか、なぜ達成できなかったのか。ここに人それぞれの考え方が表れるため、知りたいのです。

この「なぜ」の部分からは、仕事への向き合い方や、人となり、性格が存分に知ることができます。面接でもよく聞かれることが多いので、言語化できるようになっていると良いですね。

そして最後に「2.で思い浮かんだ具体的なエピソードについて、教えてください」

おそらく皆さんは2.を考えている最中に、「ああ、あのときこんな苦労があったな」「あのとき◎◎さんにすごく助けてもらったな」などといった思い出が頭に浮かんでいるはず。

そのエピソードにこそ、あなたの強みや特徴になることが隠れています。自分の強みがわからないという方は、まずは具体的な思い出を振り返ってみるのはおすすめの方法ですよ。

棚卸が重要な、2つの理由

簡単な3つの質問を投げかけてみましたが、いかがでしたでしょうか。

でもなぜ、自分の過去を振り返る「棚卸」が重要なのでしょう。理由は2つあります。

一つは今自分は何ができて、何ができないのかを客観的に知ることができるから。自分自身で整理できている人は現状の立ち位置と、そこからどんな成長を描きたいかがしっかりイメージできているので、エージェントとのやり取りもスムーズです。

二つめは、人に考えを伝える準備をするため。例えばプレゼンをする前に、何も準備せずぶっつけ本番でしゃべる人は、ほとんどいませんよね。たいていの方はしっかりと準備をして、論理的にわかりやすく話すことができるよう、努力します。だからこそ、相手に伝えたいことが伝わるのです。

転職活動も同じ。なぜ転職をしなくてはいけないのか、何ができる人なのか、この先どうなっていきたいのか、をしっかり話さなければ、相手に伝わりません。

私もこれまで何百人もの求職者の方に会ってきましたが、この「棚卸」をして自分のことを考え抜いた人と、そうでない人には雲泥の差があることを知っています。

まずしっかりやっている方は、マッチ度が高い求人を見つけやすくなります。ご自身でも探しやすくなりますし、もちろんエージェントからも引き出しやすくなることも。マッチ度が高いので、志望動機を考えやすくなるのもメリットです。

一方で棚卸がなかなかできていない人は、面談をしても前に進まないことが多いです。時間だけが経ってしまい、適した案件も紹介されず、書類選考でも連敗……。そもそも転職活動をスタートできないでいる人もいました。

一気に数年分を考え直さないといけないのは面倒だという人も多いでしょう。そんなときは転職のする・しないに関わらず、プロジェクト終了のタイミングなどで定期的に棚卸をすることがおすすめですよ!

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もちろん、自分ひとりではなかなか振り返りができない……、という方も多いでしょう。そんなときは気軽に私たちエージェントを頼ってみてください。壁打ち相手になりますよ。

後悔しない転職活動をするためにも、ぜひ一度ご自身の振り返りをしてみてはいかがでしょうか。

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