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北米勤務というチャレンジの先に得た充実感とビジョン

それぞれの働く現場でいきいきと活躍する社員を紹介する「Meet the CONNECTer」。今回登場するのは、パナソニック コネクト ノースアメリカで営業として働く酒井みのりさんです。常に新しいミッションと向き合い、チームメンバーと力を合わせて目標を達成することが楽しいという酒井さんにお話を伺いました。


酒井みのり
2019年に入社後、モバイルソリューション事業部でTOUGHBOOKブランドを担当。2022年、新たなチャレンジとして北米に異動し、日本の本社と米国販売会社、さらには2つの生産工場をつなぐ連絡役として、営業チームを多岐にわたってサポート。




海外でワクワクしながら働くということ

編集部:最初に、営業チームのサポートとはどんなお仕事なのか教えてください。
 
酒井:頑丈ラップトップPC/タブレット「TOUGHBOOK」の製造・販売を行なうモバイルソリューション事業部が私の所属部署で、現在はTOUGHBOOKの海外最大市場であるアメリカのニュージャージー州に駐在しています。
 
営業チームのサポート業務は、本当に多岐にわたります。販売・マーケティング戦略の立案と実行や、サプライチェーン管理、市場ニーズに合わせた製品開発の支援など、営業活動のサポートであればあらゆる業務に対応します。幅広い役割を担い、日々新しいミッションに出会えることがこの仕事の魅力の一つです。

編集部:充実した日々を送る酒井さんにとって、商材のTOUGHBOOKはどんな存在ですか。
 
酒井:TOUGHBOOKは発売以来25年以上もの長きにわたって、警察車両や軍の仕事、水道・ガスの点検といったタフな現場で使われています。街を歩くとパトカーにTOUGHBOOKが搭載されているのを実際に見ることもあり、暮らしや社会を支えるエッセンシャルワーカーの皆さんを、私たちの製品が支えていると思うと、とても励みになりますし、私も製品を通じて社会とつながっていることを実感します。
 

編集部:人や社会とのつながりを意識した働き方をされているのですね。今のオフィスはいかがですか。
 
酒井:こちらに来た当初はコロナ禍の真っ只中で、誰も出社していませんでした。自分から希望した新天地とはいえ、海外の全く異なる環境で、一人で自宅勤務するのはやりにくさや孤独感がありましたね。赴任から数か月後に、ようやく制限なく出社できるようになり、今は週に2、3回オフィスに行って、メンバーとの交流を楽しんでいます。

英語でのやり取りなので、メンバーに自身の意図や思いがしっかり伝わるように特に気を付けています。私にとっては、テキストのやり取りやオンライン会議だけではなく、チームメイトと顔を突き合わせてコミュニケーションを取り、確かめ合うプロセスがとても大切です。
 


異なるバックボーンのメンバーで、同じ目的を目指す

編集部:新天地でのお仕事では、どんなやりがいを感じていますか。
 
酒井:私の仕事は、国や部門を超えた連携が重要です。製品が使われる現場に一番近い私のミッションは、アメリカ販売会社と日本のHQにある商品企画、開発、製造、CS、製造現場の工場などの様々なメンバー間のコミュニケーションの「架け橋」になることです。
 
バックグラウンドの異なる多くのメンバーと一緒に仕事を進めていくのは、大変なこともあります。そんなときは、目の前のことだけでなく、日本の本社や工場など、多くのメンバーの顔を思い浮かべます。
 
開発や製造、営業など、全員の努力とこだわりで受注につながっていることを、駐在して一層感じるようになりました。ですから、プロジェクトが成功したときは、心から大きな喜びを覚えます。
 
 
編集部:なるほど!「全員の努力とこだわり」について、もう少し聞かせてください。
 
酒井:日本での新人研修のとき、工場の生産ラインで1カ月働いたことがあります。いかに組み立てに細心の注意が払われ、品質保証においても一切の妥協がないことを知りました。また、日本にいた頃には、技術の開発メンバーが開発秘話や製品への拘りを教えてくれることもあり、製品開発にどれだけの努力と技術が注ぎ込まれているかを学びました。
 
そして今は、営業メンバーのサポートを通して、彼らがクライアントに対して一生懸命に取り組む姿を日々目の当たりにしています。各部門のメンバーがそれぞれのフィールド、それぞれのやり方で力を発揮し、同じ目的に向かって連携する風土が好きです。



いつか私も、若い世代の女性の力になれたら

編集部:最近の女性の活躍についてどう考えていますか。また、パナソニック コネクトは、その点はいかがですか。
 
酒井:他の企業でも見受けられるようになってきましたが、パナソニック コネクトには、グローバルでの勤務経験を積み、子育てをしながら経営に携わる女性のロールモデルがたくさんいます。
 
私が日本で大学生だったほんの数年前、女性が専門職に就ける可能性は低く、昇進の機会も少ないと思っていました。しかし、当社に入社して、ワークライフバランスも上手に取りながら、いきいきと働く先輩たちを見て、女性の活躍が本格的に推進されていることを実感しました。
 
私がお手本とする女性の先輩方は、私が困ったときはいつも的確にアドバイスしてくださって本当に感謝しています。私も海外でもっとビジネス経験を積み、私に助言・指導してくださった先輩のように、いつか若い世代の女性に力を与えることができたらと思っています。

編集部:そんな酒井さんの想いに、パナソニック コネクトは応えてくれる会社ですか。
 
酒井:性別、年齢、職歴にかかわらず、パナソニック コネクトには誰にもチャンスが無限にあると思います。入社の年次や経験に関わらず、志に応え、チャレンジを後押ししてくれる器の大きさを感じています。
 
私の場合は、「海外で働きたい」という想いがこうして叶えられました。パナソニック コネクトの、チャレンジを積極的に後押しし、変化を恐れない企業カルチャーに感謝しつつ、自己実現に向かって前進し、この経験を通して学んだことをいつか次の世代に受け継いでいきたいと考えています。

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