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読書記録「9割の社会問題はビジネスで解決できる」



 半年前、とあるpodcastで著者とハチドリ電力について知り、その後田口さんのTEDも拝見し、ボーダレスジャパンやソーシャルビジネスについてもっともっと知りたい!!!と思っていたところでの発刊。うれしい。優しい口語調で書かれているのでつい講演を聞いているような気分で読んでしまった。


 学生時代、海外での就学支援・就労支援ボランティアをしていたものの就職を機に遠ざかってしまった私にとって、経済的理由から諦めてしまった道が再び見えてきたように思う。

 そして、私が今勤め先でモヤモヤ感じていることは、自分の作りたい世界がこの会社では描けないこと、今後職を変えるなら「理念」に共感できるか、またそれを突き進めていける組織であるかという点ではないかと気づかされた。

 本当は今すぐ起業もしくはどこかの第2創業メンバーとして参加したいし勉強していきたいと思うところだけど子供たちのケアを考えると時期尚早かもと思う。私はまだ、本気の全力投球できる状況にない。

 本の中に記載のあった、まずは「社員」として理念が共感できる組織で経験を積むのがいいのかもしれない。


 なんていったって私はバリバリ理系の実験ばかりしてきた人間なので、経営や戦略は当然のこと会社の仕組みすら全くの素人。ただ、ボーダレスの考えには共感するので、サポーターとして関わりつつ必要な知識と経験を積むのがベターだろうか・・・

  もう何度か読み込んで、自分自身の考えと道筋を整理していきたいと思う。



最後に田口さんのTEDを。

私のやりたかったことを実現されていて、講演のテーマとは若干それるけれど

「あれもこれも、全部やればいいじゃない」の言葉に涙が出た。


  

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